最新アルバムを引っ提げて、強い“絆”で結ばれたMR.BIGが日本に戻ってきた！鉄壁の演奏を繰り広げた日本武道館のライブをWOWOWでオンエア！
株式会社WOWOW
MR.BIG LIVE in JAPAN 2014 / 2015年2月8日（日）夜9：00［WOWOWライブ］
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1989年のデビュー以来、テクニカルなバンド・サウンドとキャッチーな楽曲でハード・ロック・ファンを魅了してきたMR.BIG。これまでに10回の来日ツアーを重ね、なかでもオリジナル・メンバーによる再結成が実現した2009年にはいち早く来日公演を行なったほど日本のファンと深い絆で結ばれたバンドである。そんな彼らが、デビュー25周年の節目となるニュー・アルバム『…ザ・ストーリーズ・ウィ・クッド・テル』を携え、待望の来日公演を行なった。しかし、今回はドラマーのパット・トーピーがパーキンソン病のため、ツアーには同行するが、元KISSのエース・フレーリーのバンドで活躍してきたマット・スターが代役を務めるということで、少々、複雑な気持ちで会場の日本武道館へ向かった。
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しかし、代役ドラマーで大丈夫か？という小さな不安は、１曲目の「ダディ、ブラザー、ラヴァー、リトル・ボーイ」が始まった瞬間、吹き飛んでしまった。圧倒的なテクニックに裏付けられたビリー・シーン(b)とポール・ギルバート(g)のインタープレイ（もちろん電動ドリル弾きも！）、エリック・マーティン(vo)の張りのある歌声はサスガだし、ツアーのリハーサルが始まる前にビリーと２人で綿密なセッションを重ねたというマット・スターもパットの特徴を良く捉えたドラミングで、代役ゆえの違和感など感じさせない。
さらに、新作のオープニングを飾った「ラヴ・ザ・ライド」など近作からの楽曲を続けたところで、ステージにパットが登場！ 満面の笑みでタンバリンなどのパーカッションを叩き、コーラスに加わる姿に思わずジ～ンとしてしまう。ポールのソロ、アリーナ中央のサブ・ステージでのアコースティック・セットの後には、パットがドラムスを叩くサプライズもあり、タッピングやトリル奏法を交えたビリーの圧巻のソロから「アディクテッド・トゥ・ザット・ラッシュ」へなだれ込む本編ラストで会場の盛り上がりは頂点に。
そしてアンコールの１曲目「トゥ・ビー・ウィズ・ユー」ではスクリーンに若き日の映像が流され、観客の大合唱にまたまたジ～ン。白熱の「コロラド・ブルドッグ」、メンバーが楽器を持ち替えて演奏（リード・ヴォーカルはパット！）するジューダス・プリーストのカヴァー「リヴィング・アフター・ミッドナイト」など見どころたっぷりのアンコールは、再びパットがドラムスを叩く「Mr.Big」で幕を閉じたのだった。
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メンバー各自のスキルの高さや強力なバンド・サウンドは文句なく堪能できた。深刻な病状だと言われていたパットが予想外に元気な姿を見せてくれたことも嬉しい誤算だった。過去にはメンバー間の不和もあった彼らだが、パットの病気という困難をバネにMR.BIGは今、最高の状態に登りつめているのではないか。そう思わせる、素晴らしいライブだった。このライブの模様は２/８（日）夜９:００からＷＯＷＯＷライブで放送される。
■■■ＷＯＷＯＷ番組情報■■■
番組名：MR.BIG LIVE in JAPAN 2014
放送日：2015年2月8日（日）夜9：00［ＷＯＷＯＷライブ］
収録日：2014年11月10日
収録場所：東京 日本武道館
http://www.wowow.co.jp/live/mrbig/
★MR.BIGスペシャル★
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http://www.wowow.co.jp/grammy/
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