最新作『5MC+1MC』をインタヴュー&メンバーの全曲解説で徹底解剖 2

2005.10.27 00:00

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nobodyknows+ INTERVIEW
1年半ぶりの新作『5MC&1DJ』 その聴きドコロをCRYSTAL BOY、ヤス一番?、HIDDEN FISHの3MCが語る!!


──どうですか?今回のアルバムの手ごたえは?

CRYSTAL BOY:
もう、最高のバランスだと思う。MC5人の言葉が飛び交う曲のなかで、絶妙にインストのトラックがあったり。また、楽しさのみを追求した曲もあったり。あっという間に聴けちゃうアルバムで、我ながらよく聴いてます(笑)。

ヤス一番?:
自信作ができました。すべてにおいていいなって。かつ、次の展望へとつながるものも作れたし。今できることのベストは表現できたのかな、と。

HIDDEN FISH:
僕もみんなと一緒。いいものができたなと思いますね。


──確かに、今回はMITSUさんのインスト曲を入れないと全9曲という、ヒップホップ・アルバムとしてはかなりコンパクトな曲数なんですが、そのなかで今のnobodyknows+像をきちんと描けている感じはします。

ヤス一番?:
確かに、他のヒップホップ・アルバムと比べると、量は少ないかもしれない。でもそのぶん、他のヒップホップ・アルバムよりも1曲に伝えたいことを凝縮している。なので、これ以上曲を入れてもしょうがないって。


──内容はこの1年半の間にリリースしたシングル曲をメインにした内容ですが、何かコンセプトは?

HIDDEN FISH:
特にないですね。1曲1曲作っていったら、アルバムになるくらいの量ができたという感じで。

CRYSTAL BOY:
でもこうやって1枚にしてみると、シングルでは聴き取れなかった、僕たちが伝えたかった部分が伝わるのかなって。

ヤス一番?:
どのシングル曲も、他のシングル曲と一緒になることによって深みが出てきたというか。


──そう、シングルでは聴けない音の広がり方がありますよね。一方のアルバム用オリジナル曲のほうも、3曲のみの収録ですが、なかなか味わいのあるものですね。まず「宿なし」ですが、これはどういうきっかけで生まれたのでしょうか?

HIDDEN FISH:
これは僕とヤスと、ノリ(・ダ・ファンキーシビレサス)を中心に作った曲。最初MITSUさんから曲をもらった瞬間に、疾走感のあるものを作りたいと思った。そうしたら、ふとある思い出がよみがえったんですよ。実際リリックにあるような遊びを3人でしたことがありまして…。


──具体的にはどんな遊びを?

ヤス一番?:
大阪にかわいい女の子に会える『場所』がある、と言われたんで(笑)。なら、みんなで開放的に楽しもうよ、って。実際?もう…(笑)。

HIDDEN FISH:
日々、張りつめた生活をしていると、時には息抜きも必要じゃないですか。そんなときは何も考えずに、遊びほうける。この曲は、そんな気分を歌っているんですよ。

⇒インタヴュー続き

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