――「Tokyo I’m On My Way」の作者、オフスプリングのデクスターとは、曲作りやレコーディングの際にどんなやりとりがあったのですか?
亜美:オフスプリングス、いや間違えた(笑)、オフスプリングの来日したZeppのライヴにご招待いただいて、で、バックステージまで行って、デクスターにご挨拶っていうときに、「アメリカでの成功おめでとう、ほんとに良かったね」とか言われたんで、ちょっと調子に乗ってですね、「曲かいてくださいよー」なんて言ったら、こういうことになりまして。でまぁそのお会いしたときに、ほんとにオフスプリングの曲はメロディが美しいと、略して“美メロだね”ってずっと言ってたんです。なのでそういうところは存分にアピール済みだったので、「Tokyo
I’m On My Way」のような、また美メロな、デクスターならではの感じでやっていただいて。そのあとは、メールでやりとりですよね。
――「Tokyo I’m On My Way」と『Splurge』の、ジャケットのアイデアはどんなところからきたのでしょう?
由美:これは、いつもお世話になっているデザイナーさんと打ち合わせをしたり。まぁ、その前にプロモーションビデオが東京の山手線1周とかっていうのもあって、外国の人が思う日本をベタにしたのが「Tokyo
I’m On My Way」のジャケットです。『Splurge』は、“ゴージャス”じゃない、“スプラージ”という言葉と同じく、“贅沢さ”という感じで。私達はそのままなんだけど、周りにあるものが贅沢だったりとか。タイトルを写真に表すと、ああなったという。表現があいまいなんですけど、まさにそんな感じなんですよ。