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DAMION SCOTT a.k.a MOSH DAMION SCOTT a.k.a MOSH

1976年ジャマイカ生まれ。5歳の時に家族とニューヨークのブルックリンに移住し、誕生して間もないHIPHOPカルチャーに出会い、大きな影響を受ける。9歳の時にはダ・ヴィンチ、ミュシャ、ルノワールなど著名なアーティストの絵に興味を持つようになり、10代になると、コミック・アートとグラフィティにのめり込み、それらについて本格的に学び始めるようになる。

1997年、Joe Kubert※ Cartoon and Graphic美術学校卒業。特別賞Norman Maurierを受賞し、奨学金を受ける。同校を卒業後、Warner Brothers社 DC Comics※でイラストレーターとしてキャリアをスタート。以降、DCでは『Batman』『Bat Girl』『Robin』といった人気シリーズを始め、ワーナーブラザーズとDC Comics社認定のバットマンとスーパーマン商品のイラスト制作、NBA選手Lebron James※を主人公にした『King James』(コカコーラ社のスポーツ・ドリンクとの共同企画)のコミックや広告製作他、数多くのプロジェクトでメイン・クリエイターとして活躍。

2003年からは、DCと並ぶアメリカン・コミックの大手出版社であるMarvel Comicsでも、幼少期からの自身のフェイバリット・キャラクターでもあるスパイダーマンのコミック『Here They Be Monster』を手がけ、この頃にはアメリカン・コミック界でも際立ったキャラクターと才能を持つ新進気鋭のアーティストとして注目を集め始める。

2005年から2008年の間、カルチャー雑誌「YRB(Yellow Rat Bastard)」がニューヨークで経営するセレクトショップにて、ウィンドウ・ディスプレイ、インテリア・アートを担当。MOSHのルーツであるHiphopとComicの融合をテーマに2005年に出版された『How To Draw Hiphop』がアメリカのアート書籍売り上げでベスト10に入るなど好評を博す。2006年には完全分業制※のアメリカンコミック界にあって、ごく一部の選ばれた人気アーティストのみが出版することが出来る『SOLO』シリーズに選定され『Damion Scott Solo』を出版。

2006年よりかねてからの夢である世界進出の第一歩として、拠点を日本に移し、現在も本国のMarvel ComicsやDC Comicsとのプロジェクトと並行して、日本国内の『ZIMA』や『PUMA』などの企業にイラストを提供。また、『NITRAID』『MACK DADDY』『Nine Rulers』など、人気ストリート・ブランドのデザインも数多く手がけている。ジャマイカ生まれ、ニューヨーク育ちというバックグラウンドの影響もあり、MOSHの音楽的造詣は驚くほど深く、国内外のREGGAE/HIPHOPアーティスト達からの支持も厚い。

10月11日〜18日まで原宿の『3RDWARE』にて、近年のキャリアの集大成としてギャラリー『Battle For The BIG TOY』を開催。

※Joe Kubert:1940〜70年代にDCコミック『HULK』等で活躍した著名なコミック・アーティスト。
※DC Comic:1934年設立。マーベルコミックと並ぶ、2大アメコミの出版社の一つで、代表的なキャラクターはスーパーマン、バットマン、ザ・フラッシュ他。
※Marvel Comics:1939年設立。代表的なキャラクターはスパイダーマン、ファンタスティック4、ハルク、ゴーストライダー他。2009年にディズニーに買収された。
※Lebron James:クリーブランド・キャバリアーズ所属、次世代のマイケル・ジョーダンとも言われる現在のNBAを代表する人気選手。
※完全分業制:通常アメコミでは原作、ペンシラー(下書き)、インカー(ペン入れ)、カラーリスト(彩色)の行程が分業制で行われる。ちなみにMOSHの専門は花形と言われるあるペンシラー&インカーで、プロジェクトによってはカラーリストを努める事もある。

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