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アイラ・ナサニエル・"ネイト"・スミス(1974年12月14日生まれ)はアメリカのドラマー/ソングライター/プロデューサー。グラミー賞に3度ノミネートされている。

バージニア州チェサピークに生まれたスミスは、11歳のときにドラムを始め、当初はロックやファンクミュージックに影響を受けたが、16歳の時にアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズの「アルバム・オブ・ザ・イヤー」を聴いてジャズに興味を持つようになる。その後ジェームズ・マディソン大学でメディアアートとデザインを学ぶ。

ジェームズ・マディソン大学在学中、アトランタで開催された国際ジャズ教育協会の会議で演奏し、そこでベティ・カーターと出会い、ニューヨークのブルーノートでの共同演奏に誘われた。スミスはヴァージニア・コモンウェルス大学の大学院に進学し、そこでデイヴ・ホランドと出会い、2003年にホランドのクインテットに参加。スミスはアルバム「Critical Mass」(2005年)と「Pathways」(2009年)に参加している。

2017年にはリーダーとして初のアルバム「Kinfolk」。『Postcards from Everywhere』をRopeadope Recordsからリリースした。2018年、ヴルフペックのスピンオフ・グループ「The Fearless Flyers」のセルフタイトルのデビューEPリリースでカウライトと演奏を担当し、後にこのグループでアメリカ・ツアーを行い、2019年にはこのようなEPの第2弾をリリースした。

またスミスは、ディスカバリー・チャンネルやザ・ラーニング・チャンネルで放送されたドキュメンタリー番組のサウンドトラックを作曲している。マイケル・ジャクソンの楽曲「Heaven Can Wait」を共同作曲し、プロデュースしていることでも知られる。