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ウォルター・スミス三世(1980年9月24日生まれ)は、アメリカのジャズサックス奏者、作曲家。バークリー音楽大学の木管楽器科の主任教授も務める。

自身のグループで演奏するほか、アンブローズ・アキンムシーレ・クインテットやエリック・ハーランズ・ボイジャーのメンバーでもある。テイラー・エイグスティ、クリスチャン・スコット、ローガン・リチャードソン、ケンドリック・スコット、アーロン・パークス、ウォーレン・ウルフらと定期的に演奏やレコーディングを行っている。

スミスは7歳のときに故郷のテキサス州ヒューストンでサックスを始めた。父親は小学校の音楽教師だった。ヒューストンのHigh School for the Performing and Visual Arts在学中に、国際ジャズ教育協会(IAJE)と全米芸術振興財団(NFAA)からClifford Brown/Stan Getz Fellowship、NFAA Young Talent Award、Berklee College of Musicへの全額奨学金、United States Presidential Scholar in the Arts medalを授与された。2003年にバークリー音楽大学を卒業し、音楽教育学で美術学士号を取得。その後、セロニアス・モンク・インスティテュート・オブ・ジャズでグラジュエート・ディプロマを取得。マンハッタン音楽院では、ジャズ研究で音楽修士号を取得した。

これまで国内外の数多くのフェスティバルや、カーネギーホール、ケネディセンターなど米国内の舞台で演奏している。テレンス・ブランチャード、ロイ・ヘインズ、クリスチャン・マクブライド、エリック・リード、マルグリュー・ミラー、ジョー・ロヴァーノ、ボブ・ハースト、マイロン・ウォルデン、ウォルター・ビーズリー、ルイス・ナッシュ、テリー・リン・キャリントンなど、多くのジャズの著名人とステージや録音を共にしてきた。現在までに37枚以上のレコーディングを行っている。

彼のリーダーとしてのデビュー録音は2006年3月にFresh Sound New Talentレーベルからリリースされ、アンブローズ・アキンムシーレ、アーロン・パークス、リューベン・ロジャーズ、エリック・ハーランド、ケンドリック・スコットらが参加。 2009年10月にリリースされた『Live in Paris』という2枚目のアルバムはアンブローズ・アキンムシーレ、アーロン・ゴールドバーグ、マット・ブリュワー、マーカス・ギルモアらが参加している。

3枚目となるアルバム『III』は2010年9月にリリース、こちらもアンブローズ・アキンムシーレをはじめ、ジェイソン・モラン、ジョー・サンダース、エリック・ハーランドが参加している。

なお、最新アルバム『Return to Casual』は名門ブルーノートと契約を果たし、2023年4月7日にリリースされる。