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中心人物、テディ・ライリーは、アーロン・ホール、ダミアン・ホールを従い'88年にガイのアルバム『ガイ』をリリース。同作からは5曲のシングル・ヒッ トが産まれる。彼の創るサウンドは"ニュー・ジャック・スウィング"と呼ばれ、時代の最先端を行く音楽として認知されて行く。

1990年ガイの2ndアルバム『Guy!…The Future』をリリース、5曲のシングル・ヒットを産み、名実共にテディ・ライリーはトップ・プロデューサーとしての地位を確立する。テディのプロ デュース・ワークは、アンダーグランド・ヒップホップからメイン・ストリーム・アーティストまで多岐に及ぶ。ボビー・ブラウン『Bobby』、メアリー J.ブライジ『チェンジズ・アイヴ・ビーン・ゴーイング・スルー(Remix)』、エターナル『Stay(Remix)』、ジャネット・ジャクソン 『The Velvet Rope』、マイケル・ジャクソン『Dangerous』『Invincible』、ローリング・ストーンズ『Love Is Strong(Remix)』、SWV『Right Here/Human Na-ture(Remix)』、アッシャー『マイ・ウェイ』など枚挙に暇がない。ガイでの活動を停止し、'93年、ショーンシー・ハニバル、デイヴ・ホ リスター、リーヴァイ・リトルの3人のヴォーカリストを従えた4人編成で、自身のグループ、ブラックストリートを結成。'94年アルバム『ブラックスト リート』でデビュー。シングル<ブーツィ・コール('94年7月、R&Bチャート14位)>、<ビフォー・アイ・レット・ユー・ゴー('94年 10月、R&Bチャート2位)、<ジョイ('95年5月、R&Bチャート12位)>、<トゥナイツ・ザ・ナイト('95年8月、 R&Bチャート27位)>の4曲がシングル・ヒット。

1996年にはデイヴ・ホリスター、リーヴァイ・リトルが抜け、新たにエリック・ウィリアムス、マーク・ミドルトンを迎え新生ブラックストリートとして 2ndアルバム『アナザー・レヴェル』をリリース。1stシングルで、ドクター・ドレを共演、共作に迎えた<ノー・ディギティー>は、'96年10月、全 米チャートNo.1、R&Bチャートで4週連続No.1を記録。2ndシングル<フィックス>も'97年8月にR&Bチャート、17位を 記録。

1999年、3rdアルバム『ファイナリー』をリリース、ジャネット・ジャクソン、ジャ・ルールをフィーチャーした1stシングル<ガールフレンド/ボーイ フレンド>が大ヒットを記録。権利問題などテディとメンバー間に亀裂が生じたなど様々な憶測が飛び交う中、このアルバムを最後に事実上の解散状態になり、 テディはガイの活動を再始動、2000年にガイ名義のアルバム『III』をリリース。2002年、脱退したメンバーを含め、ブラックストリートが再結成した。