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MTVを通じて1980年代に全米を席巻したイギリスのアーティスト群(デュラン・デュラン、ヒューマン・リーグ、スパンダー・バレエ、カジャ・グーグー、ユーリズミックスら)と共に、第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンの筆頭としてシーンを牽引したカルチャー・クラブのヴォーカリスト。1961年6月14日生まれ。本名はジョージ・アラン・オダウド (George Alan O'Dowd)。

奇抜なメイク/ファッションと独特のハイトーン・ヴォイスを駆使した楽曲でヒットを連発。とりわけビジュアル性が注目を浴びるも、ビデオや楽曲のメッセージ性やアーティスト性は際立っていた。

1982 年(カルチャー・クラブ)のデビューから現在までの総売り上げ枚数は1億5000万枚以上。代表曲は「カーマは気まぐれ」。1984年2月に、ビルボード3週連続No.1を記録、日本でもオリコン週間総合チャート1位を獲得。その他代表曲に「君は完璧さ」、「ポイズン・マインド」、「ミス・ミー・ブラインド」、「戦争の歌」などがある。

1986年にカルチャー・クラブは活動休止。ソロ活動を開始し、1987年にアルバム『Sold』をリリース。1990 年には「Jesus Loves You」名義で活動(同名義ではアルバム「The Matir Mantra」一作のみリリース)。1992年に、アカデミー賞脚本賞を受賞した同名映画の主題歌となった「クライング・ゲーム」(プロデュースはペット・ショップ・ボーイズ)がヒット。1985年と2000年に来日公演を行っている。カルチャー・クラブはその後、1998年11月に活動を再開するが、翌1999年12月には再び活動を休止した。

2014年に「カーマは気まぐれ」から30年、18年ぶりとなる完全オリジナル新作「ディス・イズ・ホワット・アイ・ドゥ」をリリース。一時は様々なスキャンダルによって、築き上げた栄光と共にかつての美貌が損なわれていたものの、この時公開されたPVにあるのは、大幅なシェイプアップとともに厳かなオーラをまとい、再び王座に就くにふさわしい風格と思慮深い歌声で輝きを増したボーイの姿だった。