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1948年1月10日生まれ。スティーリー・ダンの中心人物にしてメイン・ヴォーカル(スティーリー・ダンの片割れは、言わずとしれたウォルター・ベッカー)。

スティーリー・ダンとしては、1972年11月にアルバム『キャント・バイ・ア・スリル』でデビュー以来、当初のバンド形態から、贅沢なスタジオ・ミュージシャンを縦横無尽に駆使し、スタジオワークでサウンドを組み立てていくフェイゲン&ベッカーのプロジェクト形式に変貌を遂げながら、歴史的名盤『彩(エイジャ)』を含め、1980年までに計7枚のオリジナル・アルバムをリリース。

1981年から12年間の、スティーリー・ダンの活動休止期間中に、ドナルド・フェイゲンはソロとして、歴史的名盤『ナイトフライ』(1982)、『KAMAKIARD』(1993)をリリース。

そして1993年に、スティーリー・ダンの再結成ツアーを開始&来日公演も実現。作品としては、1997年から3年の年月をかけて制作された、20年ぶりのアルバム『トゥ・アゲインスト・ネイチャー』を2000年2月28日にリリース。全米ツアーに先駆け、5月からは3度目の来日公演も実現し、日本でも10万枚を超えるヒット・アルバムに。翌年の第43回グラミー賞でも「アルバム・オブ・ジ・イヤー」を含む4部門を受賞。

その後、2003年6月11日に、3年ぶりに、スティーリー・ダンとしての9thアルバム『エヴリシング・マスト・ゴー』をリリース。同アルバムは、固定メンバーによるバンド形態演奏によるレコーディング形式でしかもアナログ・レコーディングと、往年の彼ららしからぬレコーディング方法で制作され、ライヴ感あふれる作品となった。その後、全米ツアーに突入したが、日本ツアーは実現せず。

2006年3月14日に3枚目のソロ・アルバム『モーフ・ザ・キャット』をリリース。
完璧主義を超越した音の完成度に対する執念、そして特異な潔癖体質が、彼の作品発表のインターバルを長くさせているのは事実ではある。が、同時に、非の打ち所が一切感じられないクオリティの高さ、独特の鼻にかかった声と、磨かれたメロディライン、完璧なコード進行と究極の演奏技術、マニアックなまでの音に対するこだわり…が多くの音楽ファン/ミュージシャン/エンジニアたちを唸らしているのも確か。「新作を何年でも待っている」という人が多い、ある意味、幸せで稀有なアーティスト。

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