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Me''Shell NdegeOcelloは黒人、バイセクシャル、母親であり、素晴らしい才能を持つ誇り高きミュージシャンである。告白的内容のラップを、お気に入りのジャジーな''70年代ファンクに乗せて歌う独特のスタイルは、他の追随を許さない。ライヴバンドをバックに歌うシンガーソングライターの彼女は、レトロなあまりかえって新鮮味があり、すでにカルト的スターになっている。

ベルリンで生まれ、ワシントンDCで育った彼女の本来の苗字はJohnsonだった(現在の苗字はスワヒリ語で「鳥のように自由」の意味)。その後ニューヨークへ移り、極めてユニークなオリジナル曲を書く。ベースとキーボードを基調にした独特の曲と、人目を引く丸坊主頭で、ついにMadonnaの大手レーベルMaverick Recordsと契約。''93年のデビューアルバム『Plantation Lullabies』は話題騒然となった。

まず“I''m Diggin'' You (Like An Old Soul Record)”ではセックスと政治を歌い、懐かしいFour Topsの歌詞を取り入れている。また、タイトルからして過激な“If That''s Your Boyfriend (He Wasn''t Last Night)”や、ジャンキーのラヴストーリーを歌った“Shoot''n Up And Gett''n High”では、さらに眉をひそめるテーマを扱っている。ところが驚いたことに、このアルバムは結構売れたのである。(1年後、John Mellencampとのデュエットで、Van Morrisonのヒット曲“Wild Night”をカヴァーし、彼女の名声はさらに高まる)

続いて''96年に出したアルバム『Peace Beyond Passion』は、ストレートなファンク作品。Gil Scott-Heronのヴォーカルの影響が強く伺われ、宗教色が前面に出ている。その代表といえるのが、反ゲイの偏見を歌った“Leviticus: Faggot”であり、Bill Withersの“Who Is He And What Is He To You”も同様に鋭い。

参加ミュージシャンはジャズテナーのJoshua Redman、元PrinceのギタリストWendy Melvoin、オルガニストのBilly Preston、それに元モータウンの顔Paul Riserによるストリングス・アレンジメント。彼らのサポートで、NdegeOcelloとバンドは火花が散るようなパフォーマンスを繰り広げている。

''99年の3rdアルバム『Bitter』は、この年最もリリースが待たれたアルバムの1つである。

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