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FATBOY SLIM(Norman Quentin Cook)はDJ、プロデューサー、ミキサーである。

10代後半の頃にクラッシュに衝撃を受けてバンドを始める。そして大学入学と同時にブライトンに移り住み、「Housemartins」でベースを弾いてデビュー。2枚のアルバムを出して周りのメンバーとあわなくなって解散。

Normanは以前からはまっていたDJに没頭し、リミキサー/プロデューサーとしてBeats Internationalを結成。デビュー・シングル「Dub Be Good to Me」を発表し、全英1位に輝くが、バンド・私生活共にうまくいかなくなり、またアルバム2枚で解散してしまう。その後2年間は、音楽活動が全く手をつけられない状態に陥るのだが、ある日クラブで知り合った仲間と「Freakpower」を結成。そしてその頃から何種類もの名前を使い分けてレコードを制作するようになる。ハンドバッグにはPizzaman、ハウスにはThe Mighty Dub Kats、トリップ・ホップにはFried Funk Food、そして1995年からはFATBOY SLIMとして現在に至る。

FATBOYの名前についてNormanは“1940年代に「Baby, I Want A Piece Of Your Pie」というヒット曲で有名になったルイジアナのブルース・シンガー”だと語っている。

1stシングル「Santa Cruz」は、今ではもうすっかりおなじみの、テクノレーベル・Skintからリリースされ、それがThe Sunday Social(The Chemical Brothersの本拠地)をはじめ、イギリス全土のクラブでかかり始める。

その後リリースした1stアルバム『Better Living Through Chemistry』は、はじめは全く売れなかったものも、口コミでどんどんと評判は広がっていき、後にリミックスやシングルなどを次々に発表。シングル「The Rockafeller Skank」の発表は確実に日本でも大ブレイク。

その後1998年に発表された2ndアルバム『You're Come A Long Way Baby』はビック・ビートの象徴的なアルバムとなり、1998年ベスト・アルバムといわれるほど世界で爆発的な盛り上がりをみせた。

2001年、2002年に故郷のブライトンで大規模なビーチ・パーティ<Big Beach Boutique>を開催するも、25万人もの人々が押し寄せ大混乱となる。そのため、その後数年間は同様のイベント開催を禁じられていたが、2007年には再びブライトンで市民限定の2万人規模のコンサートを行った。

2012年のロンドンオリンピック閉会式にてパフォーマンスを行う。2014年にはブラジルにインスパイアされたアルバム『Bem Brasil』をリリース。W杯に併せ、ブラジルでDJツアーを行った。

2015年7月、本人監修のコンピレーションアルバム『The Fatboy Slim Collection』をリリースしている。

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