C.J.LEWIS

ロンドンに生まれ、14才でDJを始める。16才のときジャマイカへ渡り、パフォーマーとしての活動を開始。

本場でパフォーマーとしての磨きをかけた彼はロンドンに戻り、本格的に音楽活動を開始。インディでTOP10ヒットを連発させた後にMCAと契約、94年4月に「スウィーツ・フォー・マイ・スィート」(オリジナルはドリフターズ)をリリース、全英ポップ・シングルでNo.3を記録して一躍注目を浴びる。6月「エヴリシング・イズ・オールライト(アップタイト)」(スティーヴィー・ワンダーのカヴァー)をリリース、スマッシュ・ヒットとなる。8月に発表されたデビュー・アルバム『ダラーズ』からは更に「ベスト・オブ・マイ・ラヴ」(エモーションズ)、「ダラーズ」といったシングル・ヒットも生まれ、世界的なヒット・アルバムとなった。

95年2月には初来日公演を行ない、各会場ともソールド・アウト、同年8月には2ndアルバム『ラフ・アンド・スムーズ』を発表、タイトル曲と「R 2 The A」がヒット。翌年9月に行われた2回目の来日公演は以前にも増して熱狂的なステージになった。

96年夏、3rdアルバム『フィール・マイ・ヴァイヴ』をリリース。「ラスト・ナイト」や「ホワッツ・ハプニング」がヒット。96年10月の来日公演もソールド・アウト。97年3月にリリースされた初のベスト・アルバム『パスト、プレゼント&フューチャー』、4thアルバム『2010 A.D.』もヒット。

その後ロンドンからUSのヴァージニアに拠点を移したCJは、元ブラックストリートのリーヴァイ・リトルとタッグを組み、98年に5thアルバム『ジャスト・ザ・ウェイ』を発表、広瀬香美をフィーチャーした「Everything's Alright(夏はオーライ!)」は全国でヘヴィ・プレイされ、98年の夏のテーマ・ソングとなった。翌99年発表の6thアルバム『カム&ゲット・イット』からはクール&ザ・ギャングのカヴァー「セレブレーション」がヒット。その後アトランタに拠点を移したCJはエイコン率いるコンヴィクト・レコードやタミー・チンのアルバム制作に関わる等、約10年に渡って裏方の活動に専念。