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ブラック・メタルというジャンルがまだ知られていなかった1990年代前半のノルウェーで突如その姿を現し、アンダーグラウンド・シーンから絶大なる支持を得ながら、今やヨーロッパを代表する「ブラック・メタルの重鎮」としてシーンに君臨する闇の帝王、サテリコン。サティアーとフロストという2人のメンバーを中心に、数々のメンバーやゲストを迎えて活動を続ける。

92年、93年とデモ音源を発表し、その誰も聴いたことのないダーク・ヘヴィネスでアングラな支持を集めた後、93年、『DARK MEDIEVAL TIMES』でデビューを果たす。ブラック・メタル・サウンドとアコースティックな旋律を同居させたそのサウンド・スタイルで、サテリコンの名前はノルウェーから世界へと広まっていく。94年にはセカンド『THE SHADOWTHRONE』でよりメタリックな音像を手に入れた彼らは、一気にその人気を加速させ、96年、出世作とも言える3rd『NEMESIS DIVINA』を発表、壮大なプロダクションをも手に入れた彼らは、テクニカル・アグレッシヴ・ブラック・メタルと評されるようになり、その名を全米まで轟かせる事となる。97年と99年にはそれぞれ『MEGIDDO』と『INTERMEZZO II』というミニ・アルバムを発表し、実験的な要素を取り入れて自身のサウンドスタイルを探究し、そこで得たスタイルを一気に爆発させた4th『REBEL EXtRAVAGANZA』を同年99年に発表、ブラック・メタルの持つ可能性を押し広げていく。2002年には自らのレーベルを立ち上げ、5th『VOLCANO』を発表、ブラック・メタルでありながらノルウェー・アルバム・チャート初登場2位という記録を打ち立て、アンダーグラウンドからメジャー・フィールドでその活動を活発化させていく。

2006年、バンドはRoadrunner Recordsと契約を交わし、同年6th『NOW, DIABOLICAL』を発表、ロック的とも言えるダイナミックなリズム・パターンとブラック・メタルを同居させた今作でその名は一気に世界レベルへと広がっていき、ここ日本へも2007年にLOUD PARKへの出演を含む2度の来日公演を成功させ、日本に真のブラック・メタルを浸透させていった。2008年には暴君ネロを題材にした作品『THE AGE OF NERO』を発表、麻薬のように聴く者の体に忍び込んでくるそのサウンドは、ここ日本でも大きな話題となった。

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