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セニョール・ココナッツは、アトム・ハートの名で知られているアーティスト(本名:ウーヴェ・シュミット)のプロジェクト。1988年頃からフランクフルトをベースに活動を始め、初期にはミニマル・アシッドやアンビエントに傾倒していたが、1997年頃から本国ドイツを離れ、チリの首都サンチャゴに移住。その頃から彼の愛するラテン音楽に影響をうけたエレクトロニック・ラテン・バンドとでもいうべきセニョール・ココナッツとしての活動をスタートした。

使用している名義は膨大な数に及び、セニョール・ココナッツ、アトム・ハートの他にも、細野晴臣、テツ・イノウエとのプロジェクトHAT、またバーント・フリードマンとのユニット、フランジャー、コスタリカのリサ・カーボン・トリオ、ピート・ナムルックやビル・ラズウェルなど多くのアーティストとのコラボレートをはじめ、ギーズン・ゴッシュ、オンガク、ラジック・ベントハウス(LB)などなど、1コンセプト=1ユニットといえるほど数多くのプロジェクト、作品を発表している、多作、多才なアーティスト。また自身のレーベルRather Interestingの運営や、作品のアートワークなども本人自ら手掛けている。

04年、テイ・トウワとのユニット、TOWATOMとして<ソナーサウンド・トーキョー2004>に、翌年バルセロナ<ソナー2005>に出演。2006年、日本が世界に誇るエレクトロニック・ミュージックのパイオニア、YMOの作品を取り上げた『プレイズYMO』(原題:Yellow Fever)を発表。

前述の朋友テイ・トウワをはじめ、アクフェン、マウス・オン・マーズといった豪華ゲスト陣をフィーチャー、さらにはYMOの3人までもが奇跡のゲスト参加を果たし世界的に話題となった。日本では入手困難だった初期2作『ダンス・ウィズ・ココナッツ(El Gran Baile)』と『プレイズ・クラフトワーク(El Baile Aleman)』もアトム・ハート本人によるデジタル・リマスタリングが施され、ボーナストラックを加えて再リリースされた。

また2003年夏以降からスタートしたツアーは、生楽器を主体とした9人編成のラテン・バンド、HIS ORCHESTRAを引き連れた大規模なもので、2005年5月には初の日本公演を行ない話題を集めた。2006年にはに出演、細野晴臣、高橋幸宏の二人もステージに登場し伝説のステージとなった。

2008年1月リリース『細野晴臣 STRANGE SONG BOOK-Tribute to Haruomi Hosono 2』では「東京ラッシュ」をカバーしている。

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