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カリフォルニアで結成されたナイト・レンジャーは、アーミングのブラッド・ギルス(Brad Gillis)と8 finger奏法(右手の指4本を使ってハンマリング・オン&プリング・オフを行う演奏法)で有名なジェフ・ワトソン(Jeff Watson)のツイン・ギターに、ジャック・ブレイズ(Jack Blades) (b) と ケリー・キージー(Kelly Keagy)(dr) のツイン・リード・ボーカルがかみ合った、アメリカン・ハード・ロック・バンドとして82年にデビューを飾る。80年代に隆盛を極めたHR/HMの先駆けとなり、日本では特に高い人気を誇った。

'82年リリースのデビューアルバム「DAWN PATROL」に収録された「炎の彼方(DON'T TELL ME YOU LOVE ME)」はツインギターが炸裂した名曲であり、その後のライヴの締めを飾る代表曲となる。

次の83年アルバム「MIDNIGHT MADNESS」ではジェフ・ワトソンの8finger奏法が冴え渡るアメリカン・ロックのお手本の様な曲「ロック・イン・アメリカ」と、結果的にその後のバンドの命運を分けることになった「シスター・クリスチャン」を収録し、結果的に最高傑作アルバムとなる。

「シスター・クリスチャン」は全米5位のシングルヒットとなり、バンドとしては成功を収めたかのように見えたが、その後バラード・バンドとしての色づけがなされ続ける事で、彼等の真骨頂であるツインギターで駆け抜けるようなハードロック曲がシングルカットされなくなり、極めつけは映画「摩天楼はバラ色に」の主題歌となり、デヴィッド・フォスターがプロデュースしたシングル「THE SECRET OF MY SUCCESS」が完全にナイト・レンジャーの色を染め替えてしまい、これにより完全に彼等の初期ファンが離れたのでは無いかと言われている。

その後'89年には解散をしたが、'96年に再結成を果たし、'98年、'03年には再びジャパン・ツアーも行う。

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