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ジャック・マネキンはロック・バンド"サムシング・コーポレイト"の
リード・ヴォーカリスト兼ピアニストのアンドリュー・マクマホンによるソロ・プロジェクトとして
2004年に活動を開始。2001年11月にデビューしたカルフォルニア州、
オレンジ・カウンティーの5人組バンド:サムシング・コーポレイトは、
ポップ・パンク/エモ・シーンに大胆にピアノを起用した異色バンドとして注目を集めた。
フロント・マンであり、ソングライターである当時19歳のアンドリューは天才の誉れ高く、
その若さとルックスもあいまってたちまち人気バンドの地位を手に入いれた。
しかし2004年夏、ツアー生活に疲れ果てたメンバーは活動を休止。
アンドリューはツアー中温めていたアイディアを形にするために、
じっくり時間をかけて、締め切りに追われることなく曲作りとレコーディングをスタートさせた。
レコード会社との契約があったわけでもなく、レコーディングは彼のポケット・マネーで始められ、
そこにサムシング・コーポレイトのプロデューサーでもあるジム・ワート、
サムシング・コーポレイトのサポート・ギタリスト、ボビー・ローことロバート・アンダーソンらが参加し、
ひと夏かけて作業は進められた。
その後、彼のマネージャーがマヴェリック・レコードにデモ・テープを持ち込んだところ契約がまとまり、
モトリー・クルーのトミー・リーなどをゲストに迎え、
1stアルバム『エヴリシング・イン・トランジット』が完成した。
しかし、アルバム完成後の2005年5月アンドリューが急性リンパ性白血病と診断され、
予定されていたツアーなどがキャンセル。
音楽活動は休止せざるをえなくなるが、同年8月にリリースされたアルバムは全米チャートで最高位37位に食い込んだ。

現在は病気も回復し、2006年4月には日本盤も発売された。
2006年7月、アンドリューは白血病、小児がんの研究を支援する”Dear Jack Foundation”(Dear Jack基金)を設立した。

2007年1月には来日公演が実現。
2008年には2ndアルバム『ザ・グラス・パッセンジャー』がリリースとなり、大きな評価を得た。
闘病ドキュメンタリー映像作品 『Dear Jack ~ The Journey of Andrew McMahon』もDVDとして、リリース。

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