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矢野顕子とレイ・ハラカミのユニット。
2003 年、くるりの作品『ワールズエンド・スーパーノヴァ』に収録されている「ばらの花」(remixed by REI HARAKAMI)を聴いた矢野顕子はレイ・ハラカミの才能を知る。一方、レイ・ハラカミは矢野顕子の音楽をそのデビューアルバムから熟知し、深く敬愛していた。そんな彼らの交流は、2003 年の 「さとがえるコンサート」の為に、矢野顕子がレイ・ハラカミにトラック制作を依頼した事からスタートした。2004 年夏のコンサートには、二人の共演が実現し、2006 年のサマー・フェスティバルでは、お互いのゲストとしてパフォーマンスを披露した。

一方、2003 年から、静かに続けられていたデータのやり取りで彼らの音楽は、着実に形を表し、NY と京都で作られた作品は、東京にてミックスされ、さらなる進化を遂げた。

2007 年4 月には『細野晴臣トリビュート・アルバム-Tribute to Haruomi Hosono-』に”恋は桃色”のカバーで参加し、初めてyanokami として待望のデビューを飾る。NY と京都という距離を越え、お互いの音楽を、たっぷりと味わうように制作した4年の月日は、音楽の為だけに存在した、まさに有機的なプロセスだった。その成果は、2007年8月8日に、レイ・ハラカミのプロデュースによりデビューアルバム『yanokami』として結実。この作品は、2007年のYahoo!ミュージックアワードの2007ベストコラボレーション部門 の最優秀賞を獲得した。2008年3月『yanokami』の英語版アルバム『yanokamick』のリリース。そしてシンガポールでの国際的ミュージックフェスティバル「MOSAIC MUSIC FESTIVAL 2008」に出演し、好評を博す。

2年間の沈黙を破り、2010年夏「SETSTOCK’10」「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2010 in EZO」 に出演。

2011年12月14日、デビューアルバムの世界をさらにポップへと昇華させた、2ndアルバム『遠くは近い』を発表。オリジナル曲をはじめ、荒井由実、オフコース、ローリング・ストーンズなど数々の名曲をカバーした全9曲を収録している。さらに、このアルバムのためにレイ・ハラカミが制作したトラックをzAkがミックス・ダウンした至高のインストゥルメンタル・アルバム『遠くは近い -reprise- 』を同時リリースした。