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マーク・フリス(Lead Vocals/Guitar/Piano/Harmonica)、ジョニー・モリヌー(Lead Guitar/Backing Vocals)、トニー・ファーガソン(Bass Guitar/Backing Vocals)、エルモ・ウォッツ(Drums)からなるザ・トルバドールズ。

イギリス西北部の町、リヴァプールとウィガン(The Verveも輩出)出身の20代前半のこの4人の若者たちは、イギリスで今最もエキサイティングなバンドとして急速に評判が高まってきている。

そしてその才能に惚れ込みデビュー・シングル「ギミ・ラヴ」のプロデュースを買って出たのは、英ロック最重要プロデューサー=ジョン・レッキー(Pink Floyd、XTC、New Order、The Stone Roses、Radiohead、Muse、etc.)。

2007年に自主リリースされた、レッキーとの最初のコラボ作品「ギミ・ラヴ」はThe La’s再来と言われ、各メディアで瞬くまに話題になり、イギリスの権威ある音楽雑誌『Q』で「今年ブレイク必須のニュー・バンド・ベスト10」に選出され(他にノミネートされたのは、Duffy、The Tin Tins、Vampire Weekend、Glasvegasなど)、またBBC Radio1の看板DJ、Zane Loweのファイヴァリット・トラックにもなる。

しかし、2008年にギタリストのジョニーが脱退。その後メンバーチェンジが相次いだ。2009年には、活動休止状態となった。2010年、マーク・フリスはバンド「ザ・キャプティヴ・ハーツ」を新たに結成し、デビューしたもののバンドメンバーの脱退などですぐに解散状態に。

2011年末、地元リバプールにて行われた一夜限りの再結成ライヴが好評を博したことから活動再開することになった。