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97年3月、YUKI(Vo)、華月(G)、YUKITO(B)、HIRO(Dr)の4人でRaphael(ラファエル)を結成。それから9ヶ月後、メンバー全員が16歳になり、記念すべき初ライヴを同年のクリスマス・イヴに行なう。'98年4月7日にインディーズ1stアルバム『LILAC』を発売し、同日に恵比寿Guiltyにて発売記念ワンマンライヴを敢行。ちなみにこの日は、華月の17歳の誕生日でもあった。

活動開始直後から熱狂的な支持を集め、ライヴチケットは即日完売、音源も続々とリリースされた。そして'99年5月28日に渋谷公会堂でインディーズ最後のライヴを行なった後、7月23日にシングル「花咲く命ある限り」でメジャーでビューを果たす。

2000年2月、シングル「lost graduation」をリリースした時期に、それまで伏せていた年齢を公表。この曲は、華月が高校に退学届けを出した16歳の春に書かれたもので、活動開始当初からライヴの中核となる楽曲でもある。そして、高校を卒業する年齢になったこの年の3月4日、日本武道館に於いて“graduation”と題したライヴを行ない、自分達の手で卒業式を執り行なったのである。ビジュアル的にも鎧が取れ、ここからが、第二期Raphaelの始まりだと言えるだろう。