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1988年、英国オックスフォードにて結成。メンバーは、マーク・ガードナー/Mark Gardener(vo,g)、アンディ・ベル/Andy Bell(vo,g)、スティーヴ・ケラルト/Steve Queralt(b)、ローレンス・コルバート/Laurence Colbert(ds)の4人。

1990年早々にデビュー・シングル「チェルシー・ガール」を発表した彼らは、見事インディ・チャートの1位を獲得。同年10月はデビュー・アルバム『ノーホエア』では当然のようにインディ1位の座に就き、さらに全英チャート13位という好成績を残している。1992年には2ndアルバム『ゴーイング・ブランク・アゲイン』を発表(インディ1位、全英5位)。その後「トゥイステレラ」をリリースした後、疲労困憊した心身を休め、今後の方向性を模索するのに時間を費やすことになる。

1994年春、沈黙を破ってシングル「バードマン」、そしてサード・アルバム『カーニバル・オブ・ライト』(インディ1位/全英7位)を発表。初夏にはシングル「ハウ・ダズ・イット・フィール・トゥ・フィール」を、秋には「アイ・ドント・ノウ・ホエア・イット・カムズ・フロム」をリリース。ライヴ活動も含め、順調に復帰したかに見えた彼らだったが、通算4作目になるアルバムの発表を待たずして「マーク脱退、バンド解散」が明らかにされた。解散発表後に届いたアルバム『タランチュラ』は、全12曲中10曲がアンディひとりのペンによる曲となっている。

ライド解散後、アンディはハリケーン#1を率いた後、オアシスへベーシストとして加入。マークはローレンスと共にアニマルハウス/THE ANIMALHOUSEを結成しアルバムを1枚リリースした後、同バンドを解散してソロ活動を開始した。ローレンスはスタジオミュージシャンへ転向、スティーヴは音楽活動から身を引いた。

2001年10月16日、ライドは4人全員でチャンネル4での撮影に参加。このときレコーディングした楽曲を2002年に『Coming up for Air』としてリリースした。また、2003年にはBBC でのレコーディングをシリーズ化した『Waves』をリリースしている。

2014年、ライドは公式サイトにてバンドの再結成を発表。翌2015年にライブツアーを開催した。