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48年福岡県田川市に、医者の息子として生まれる。家業を継ぐために医学部を目指すものの、そのころ流行っていたフォークソングに触発され自作自演を始める。博多のライヴスポット“照和”(ここは博多出身の多くのミュージシャン、たとえば財津和夫のチューリップや武田鉄也の海援隊、甲斐バンドなどの修行の場であった)で認められ、アンドレ・カンドレという名でソニーレコードよりデビュー。デビューシングルは「カンドレ・マンドレ」('69年)。その後、ポリドールレコードに移籍して井上陽水と改名して(本名は井上陽水/いのうえあきみ)、シングル「人生が二度あれば」で再デビュー。

その後、加速がついたように売れはじめて、ついにアルバム『氷の世界』が100万枚を突破。1975年、小室等、吉田拓郎、泉谷しげるとともにフォーライフレコードを設立。'76年『招待状のないショー』、'98年『white』、'79年『スニーカーダンサー』、'80年『EVERY NIGHT』、'81年『あやしい夜をまって』、'82年『LION&PELICAN』、'83年『バレリーナ』、'84年『9.5カラット』、'87年『Negative』、'90年『ハンサムボーイ』、'93年『UNDER THE SUN』、'94年『永遠のシュール』、'97年『ショッピング』(井上陽水・奥田民生)、'99年 『GOLDENBEST』、2000年 『GOLDEN BAD』とコンスタントにアルバムを発表。紛れもなく日本を代表するアーティストの一人である。

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