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「トーン、ト、トン、トン、トーン!!」。2000年にアメリカ、そして全世界に浸透したこのフレーズで旋風を巻き起こしたあの男が早くも次なる攻撃を仕掛けて来た。「ドラゴン」の異名をとるその男、その名はシスコ。

この「小さなドラゴン」ことシスコ(シスコは実際にかなりの小柄)は、本名マーク・アンドリュースとして、アメリカのボルチモアで生まれる。幼い頃から教会でゴスペルを歌っていた彼は、ハイスクールでの仲間のジャズ、ノキオ、ウッディと共にヴォーカル・グループ、Dru Hillを結成し、’95年にデビュー。同年、映画「EDDIE」に提供した「TELL ME」の大ヒットを皮切りにスター街道を築き上げてゆき、’96年デビュー・アルバム『Dru Hill』がいきなりのミリオン・セラーを記録し、Jodeciに次ぐ実力派ヴォーカル・グループ(Dru Hillの目標がJodeciだった)として注目され、’98年、満を辞して発表した2ndアルバム『Enter The Dru』を発表し、全米第2位、200万枚のビッグ・セールスを記録した。

こうしてトップ・ヴォーカル・グループの座に着いたDru Hillだったが、メンバーのウッディのゴスペル転進に伴う脱退&再加入の事件もあって、シスコは自らのソロ活動の始動を決意。シスコは、自らのブルース・リーや東洋への憧れ(Dru Hillの『Enter The Dru』というタイトルは、ブルース・リーの「燃えよドラゴン(Enter The Dragon)」からの引用)を自らのキャラクターに託し、銀髪に赤いレザー・パンツといった強烈なファッションに身を包み、’99年末、アルバム『Unleash The Dragon』でソロ・デビュー。いきなり初登場で全米トップ10を記録するも、シスコの人気を決定づけたのは冒頭にあげたフレーズとゴージャスなストリングスとチキチキ・ビートが合わさった強力ナンバー「Thon Song」の特大ヒット。この曲は全米トップ3ヒットを記録すると、一躍流行フレーズとなり、アメリカを超えてイギリスや全世界でもトップクラスのヒットとなる。そして、続くシングル「インコンプリート」は全米No.1を獲得、アルバムはこれらのヒットに押されるように半年以上チャートの上位にランクインし、12週間トップ3にランクされるブレイクぶりであった。

以来シスコは、その小柄な愛らしいキャラクターと、その奥底に秘めたカリスマ性を買われ各地で引っ張りだこ。ペプシ・コーラのCMキャラクターに抜てきされたり、MTVのダンス・プログラム「シスコ・シェイクダウン」のVJにも起用されたり、お茶の間レベルでも、シスコのキャラクターは存分に浸透した。そんな中、シスコは「Thon Song」の記憶も新しい中、早くもニュー・アルバムをドロップする。タイトルはその名もズバリ、『Return of Dragon』(龍が戻ってきた!)。ここでのシスコはトレード・マークの銀髪をブロンドの編み込みヘアにチェンジ、次のステップへ並々ならぬ意欲を見せて来た。プロデューサーは1曲だけ名匠テディ・ライリーを起用した以外は、“オリジナル・シスコ・サウンド”をアピールするため、ほとんどが信頼を置くスタッフとなった。そして先行シングル「Dance For Me」で彼は「もっといかしたビートで踊ろうぜ!」と呼び掛け、「チャッ、チャーッ!」という新しいキャッチ・フレーズを披露し、現象的ヒットを虎視眈々と狙っている。