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今でこそ唯一無二の立ち位置を築きあげ、そのオリジナリティは誰もが認めるところであるが、もちろん一日にして成し遂げたものではない。

ヴァージニア州出身の彼女は、幼い頃から決して環境に恵まれていた訳ではなかった。父の相次ぐ暴力、両親の離婚など、彼女は幼いながらもこのような状況を打破しようと考え、自分の母を幸せにするために思い付いたことが歌手になることだった。

'89年にキャリアの一歩としてSistaというグループを結成。そのSistaはJodeciのDevanteに認められ、Electraとメジャー契約を結ぶものの、方向性の違いなどにより、アルバムを制作しながらも結局はリリースが白紙になってしまう。'95年には、当時人気絶頂のCraig Mackが参加し、Evil Deeがリミックスを手掛けた映画「Dangerous Mind」のサウンド・トラックに「It's Alright」が収録され、プロモ盤ながらもコア層では話題を集めた。しかし、その後Sistaの名を耳にすることはなかった。

翌'96年、ソングライターとして再生を図る新たな機会が訪れる。あのFaith Evansが彼女のソング・ライティングの才能を認め、Aaliyahの2ndアルバム『One In A Million』でMissyと切っても切り離せないTimbalandとタッグを組み、大ヒットを生んだ。

その斬新なトラックは世界中で賛否を生み、新しいがゆえにたたかれることもしばしばあった。しかしヒップホップのサンプリング衰退や機材の進歩により、MissyとTimbalandの象徴である“チキチキサウンド”が次第に主流になり、それが今では何の違和感もなく多くのリスナーに浸透している。

‘97年には1stアルバム『Supa Dupa Fly』をリリースし、大ヒットを記録。同様に’99年、2ndアルバム『Da Real World』のヒットも記憶に新しい。そして待望の3rdアルバム『Miss E…So Addictive』がついに到着。

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