Gary Usher

1960年代のロサンゼルスのポップシーンに大きな影響を与えた、1938年生まれのシンガー。

当時デビューしたての、ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンの隣人でもあり、ウィルソンに作曲的な影響を与えたことでも知られている。「409」「In My Room」「Ten Little Indians」などを共作している。

1965年頃にはコロンビアのプロデューサーに着任、数々のヒット作を手がけている。

1970年には自身のレーベル、トゥギャザーが倒産したことで、プロデューサーとしての活動を休止しているが、1980年代中盤になって突如復活、20年ぶりにウィルソンとのコラボを開始、1988年に発表されたブライアンの初のソロアルバム「Brian Wilson」を生み出した。

1990年5月25日、肺ガンのためこの世を去った。