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監督・脚本・撮影・編集/中野裕之
プロデューサー/滝田和人、古賀俊价、南里幸
脚本/木村雅俊
音楽/清水靖晃、TOWA TEIFANTASTIC PLASTIC MACHINE、ワタナベ・ノブタカ、
   TSUKADA、野崎貴潤

出演/永瀬正敏、桃生亜希子、竹中直人、麻生久美子、緒川たまき、ピエール瀧、ほか

2000年日本
製作・配給/東北新社
上映時間/111分

●概要
時は2002年、永瀬正敏演じる桂圭介は売れない役者。インターネットの同時通訳をしている恋人のエリ(桃生亜希子)と、思わぬ気持ちのすれ違いから別れてしまい、エリは心に重い傷を受け話せなくなってしまう。一方圭介は時代劇映画のオーディションで売れっ子女優美香(麻生久美子)に見初められ大抜擢。だが撮影はトラブル続きで大困惑。さらに、出所したばかりの圭介の悪友健吾(ピエール瀧)と子分の俊介(松岡俊介)に振り回され、圭介を取り巻く状況は更に悪化。また心の傷の癒えないエリはTV局でディレクターをしている姉の薫(緒川たまき)が扱った環境問題の取材で樹医のダニー・モレノ(ダニエル・エズラロウ)と出会う。植物に触れ徐々に心が癒されるエリ。そのころ圭介も自分にとって一番大切なものは何かを悩んでいた。

言葉を失った少女[Sirent Female]
劇中時代劇[Samurai Fighter]
環境問題で異なる未来を啓示する[Stereo Future]
あるファンキーな男達の行動[Sounds Fake]

SFというイニシャルを持つ4つのテーマ・エピソードがMIXされ、複雑に絡み合っていく。美しくもセンシブルな映像が織り成す世界観を監督の中野裕之がピースフルに描き出している。果たして、圭介はどんなStereo Future(ポジティヴな未来とネガティヴな未来)に向かって走り出すのか。