『TRIBAL HEARTS CALLING!!』アルバム・インタヴュー!!

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2ndアルバム『TRIBAL HEARTS CALLING!!』が絶賛発売中のTHC!!(ティ・エイチ・シー)
夏バテ気味の時には、ガツンとテンションを上げてくれるアッパーでラウドな曲を。
スウィートな気分に浸りたい時には、特にアルバム後半のグっとくるナンバーを、という具合に
どんな時でもTHC!!にお任せ!!
真夏の太陽のようにまぶしく明るいエネルギーをたっぷり詰め込んだこのアルバムに
初めての人もWELCOME!!

「THC!!メンバーそれぞれの個性と湘南TRIBEらしいゆるさ」
最新アルバム <試聴もアリ!>

『TRIBAL HEARTS CALLING!!』

2004年 7月28日発売
BURGER INN RECORDS
BUCA-1009 \ 2,730(tax in)

1 INTRO~002 Lording~
2 Hello!!
3 Do my best!!
4 わっしょいBeats
5 ShyなアイツもやっとGET!!
6 DM2~Dear My Music~
7 デンジャらす
8 忘文
9 IN THIS TIME
10 communication



インタヴュー映像はこちらから⇒GO!!
――アルバムを作るにあたって、何かテーマのようなものはあったんですか?

KAI: 最初は普通に、“夏だ!ダンスだ!”みたいな感じで始めたんですけど、作っていってアルバムの全容がちょっとずつ見えてきた頃からは、“自分たちが今できること”っていうのを詰めたアルバムにできたらいいなって。テーマ的には、“自分たちの今”っていう感じでまとめていきました。

――1曲目の「INTRO~002 Lording~」から“WELCOME!!”的なムードがいっぱいで、一気に引き込まれますね。

KAI: 1曲目から10曲目まで、全部通してひとつのライヴとか、物語っていう風に自分たちなりにとらえていて。まず、オープニングに入り口があって、「Hello!!」って挨拶があって、夢を語って、みんなと一緒に遊んで……。遊んでる時にも、大事なことはちゃんと噛みしめていたいし、それで最後に「communication」で“また会いましょう”ってメッセージを込めて。そうやって、アルバム全体でひとつの自分たち的な空間を作れればなぁと。

――気持ちが昂揚する感じとか、明るさや勢いと共に、歌の中にある“前に進んでいこう”っていうメッセージ。6人が伝えたいことが、すごくダイレクトに感じられて、ひとつひとつに温かみがありますよね。


KAI: 今回のアルバムは、前作に比べて、“聴いてほしい”って意識が強いと思うんですよ。もっと人を巻き込みたいというか…。一作目(『TEENS HATE CHAINS!!』)は、自分たちの感情を歌に表わすことが多かったけど、今回は聴いてくれる人に対する問いかけだったり、曲全体として聴く人を誘い込むような感じに仕上げたんです。ライヴとかいろんな現場を経験する中で、みんなにもっと(THC!!の音楽に)入り込んで欲しいって思ったし、歌詞も読んでもらえたらなって期待も込めてますね。当然、音楽なんで、聴きやすさやノリはもちろんなんだけど、根底には自分たちの言いたいことを常に詰めていきたいなって思ってる。

――8曲目に「忘文」(わすれぶみ)という曲がありますが、この言葉は造語ですか?

KAI: いや、もともとある言葉です。前に耳にした時に、すっごくいい言葉だなと思って。今回、あらためて歌を作り始めて辞書を引いたら、載ってなかったんですけど(笑)。言葉の響きもすごい好きだし、意味的には“忘れないように”って意味だったり、遠くに離れてしまった人から忘れた頃に届く手紙だったり、ってイメージで僕はとらえていて。曲には、普段、言葉では言えないようなこととか、なかなか表に出せないような気持ちを、忘れないように留めておくって意味も込めてたりして(照笑)。

▲左からK-69、Ritz、Mack、KAI、IZU、KANA
――このアルバムの曲をライヴで聴いたら、相当楽しいでしょうね。

K-69: ライヴは目で観て、楽しむ部分もあるから、アルバムを聴いて来てくれたら、り楽しんでもらえるんじゃないかな。THC!!は、みんな目立ちたがり屋なんですけど、ライヴではとりあえず俺を観てくれればいいです(笑)。

KAI: やっぱりライヴ・バンドなんで、自分たち的にもライヴはすごく大事にしてるし。“伝えたいこと”っていうのが根底にあってこその歌なんで、近い距離で感じて欲しいですね。でもまぁ、ライヴでは俺を観てればいいんじゃないかな(笑)。

KANA: アハハハッ! 俺についてこいって?(笑)。ライヴでは毎回、必ず誰かが何かやってたりしするので、同じライヴは絶対ないから、いっぱい来て欲しいですね。

IZU: みんな楽しくやってます(笑)。

Mack: 僕のギターの音に乗ってください!!

Ritz: 6人の奏でる音から、何でもいいから感じ取ってもらえたら嬉しいよね。

――THC!!の6人って、すごく“仲間”という感じがありますよね。ひとりで音楽を作ってもいいものはできるのかもしれないけど、音楽の趣味とか考え方も違う人たちが集まって一つのものを作り上げてるのがイイな~と。


Ritz: 実際、やってて本当に楽しいもんね。

KAI: 前作は6人になる前からの曲もあったんですけど、今作は、最初から6人で作ってきたものなんで、THC!!としての曲とか個性とか、この6人でできることっていうのが作れたんじゃないかなって。あと、音楽的なこと以外にも、僕ら湘南TRIBEなんで、その辺のいい加減な感じがでてるとイイかなって(笑)。湘南はゆる~い感じでございます。

IZU: 今回のアルバムは6人の味がよく出てると思うし、1stを聴いてくれた人にも今作でよりいっそう6人の味が分かっていただけると思う。それで、歌詞もじっくり見て欲しいですね。

K-69
: 今回が2枚目で、これから3枚目4枚目とシングルもアルバムもたくさん出していって、信者が増えていって(笑)、デカくなります! 世界規模っていうと大きな話かもしれないけど、この6人とファンのみなさんでデッカくなれれば最高なんで、一緒にそうなっていきましょう!

取材・文●梶原有紀子
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