ザ・ストリーツ ストリート出身、リアルな想い歌う“イギリスのエミネム”を苗場で直撃

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──フジロックの印象はどう?

マイク・スキナー:フジロックの最初の印象はすごく会場が美しいってことだね。今日(7/31)は昨日より暑くないね。全然違う文化のある場所にこうしていることはすごいことさ。だけど、イギリスのフェスと、ちょっと似てるところもあるよ。

──日本とイギリスの観客の違いは?

マイク・スキナー:日本とイギリスの観客の違いはまずは、言葉の壁だよね。あとは日本の観客の方が行儀がいいように思えるな。イギリス人はライヴ中にモノとかよく投げるからさ。日本のオーディエンスは素晴らしいと思うよ。

──シングル、アルバムともにUKで初登場1位を記録しましたが手ごたえは?

マイク・スキナー:シングルとアルバムの両方が同時に1位になったのはすごくうれしかったよ。イギリスではちょっとずつ状況が変わってきてる。道とかで僕が有名人だって気づかれるようになったし。たくさんの人たちが僕が今やっている音楽を聴いてくれるようになった。ほんとによかった、すごくイイ感じでいってるよ。

──新作のサウンド面で意識したことは?

マイク・スキナー:『ア・グランド・ドント・カム・フォー・フリー』は一つのストーリーになってるんだ。だからヴォーカルを大きくしてる。ビートの方を小さくしてヴォーカルを上げてるんだ。だから、ストーリーが基本なんだよ。

──リアルな歌詞が印象的でしたが、
リリックはどんな風に書くんですか?

マイク・スキナー
:ほとんどのリリックは自分のリアルな生活のことさ。いつも自分の気持ちに素直にリリックを書いてる。装飾しないで自分の気持ちを素直に書いてるよ。あとは自分の周りを見て発見したことや気がついたことも書いてるんだ。

──お金を盗まれた話や彼女の浮気も実話?

マイク・スキナー:ニュー・アルバムのストーリーにはかなりフィクションもあるよ。ほとんどのことは僕についてだけど、ちょっと変えてるし 時間も変えたりしてる。アルバム自体はフィクションだけどベースにあるのは本当のことだよ。

──アルバム全体のテーマは?

マイク・スキナー:アルバムの全体的なテーマは“依存症”さ。だからアルバムの中のアートワークの中にあるテキスト・メッセージも依存のことが出てくる。そのメッセージを表現したかったんだ。ほかには誰に依存できるか?とか、どうして人に依存すべきか?とかだね。

構成●編集部
撮影協力●ワーナーミュージック・ジャパン




全曲試聴あり!!

『ア・グランド・ドント・カム・フォー・フリー』
ワーナーミュージック・ジャパン
WPCR-11802 \2,520(tax in)


1. イット・ワズ・サポーズド・トゥ・ビー・ソー・イージー
2. クッド・ウェル・ビー・イン
3. ノット・アディクティド
4. ブラインディド・バイ・ザ・ライト
5. アイ・ウドゥント・ハヴ・イット・エニィ・アザー・ウェイ
6. ゲット・アウト・オブ・マイ・ハウス
7. フィット・バット・ユー・ノウ・イット
8. サッチ・ア・トゥワット
9. ホワット・イズ・ヒー・シンキング?
10. ドライ・ユア・アイズ
11. エンプティ・カンズ
12. フィット・バット・ユー・ノウ・イット(ボーナス・トラック)




ビデオ・インタヴューはこちら




「フィット・バット・ユー・ノウ・イット」フルPV映像はこちら



「ドライ・ユア・アイズ」PV映像はこちら



http://wmg.jp/artist/streets/

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