大沢伸一プロデュースの注目女性シンガー登場!

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はっきり言って個性的。
MONDO GROSSOこと大沢伸一が、久々に全面プロデュースした曲「Lights」で12/8にデビューする
19歳の信近エリは、最近出てくる女性シンガー達とは明らかに違う匂いを感じる。
デビュー曲がダンスミュージック・トラックだったり、今作ではモノクロだけでしか登場しないといった
ミステリヤスさ…も合わせて、 他のアーティストとは一線を画しているのは確かなのだが、
なんといっても彼女の声と、その存在感に違いを感じるのだ。
歌うことの“意志”が感じられ、聴く者を覆ってしまう声の力。
その声から想像する信近エリとは違うナチュラルでソフトな彼女自身。
これからどうなっていくのだろう…とワクワクしてしまうシンガー、信近エリに直撃です!


 
new single
「Lights」
2004年12月 8日
Sony Music Associated Records
AICL-1590 \ 1,223(税込)

1 Lights
2 I hear the music in my soul
3 Lights (ACOUSTIC)
4 Lights (KARAOKE)

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<大沢伸一さんからのコメント>

最初に会った時の印象は、まず芯が強い女性だなということ、ぼくが作る様々なトラックで歌っても決して散漫にならない個性を持ったアーティストであると感じました。それがプロディースしようと思った一番の理由です。アーティストが世に出ていくという瞬間は1度しかないわけで、それを作為的なものじゃなく、しかも弱いもにしたくなかったので、デビュー曲「Lights」はかなり時間をかけて彼女から出ているものしっかりを受け止めて、その上でぼくの中から沸き上がってきたものを曲にしました。

PRESENT
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──プロフィールに“物心ついた頃から、自分はシンガーになるものだと思っていた”と書いてあるのですが・・・。

信近: そうなんですよ。覚えてないところで目覚めていたと思うんですけど。本当は、“誰かの歌を聴いて衝撃を受けて…”とかそういうエピソードも欲しいんですけど(笑)。ホントになるものだと思ってたので…。ただの思い込みの激しい人?!(笑)。本当に歌が好きだけでここまできた感じですね。

──では、デモ・テープを送ったのも積極的に?

信近: そうなんですが、住所を書くの忘れてしまったんですけどね(笑)。自分では書いてないなんて思ってもいなかったけど、名字だけで私を見つけてくださって本当に珍しい名前でよかったなと(笑)。

──今回は大沢伸一さんプロデュースということで、デビュー曲はダンスミュージック・トラックが印象的だったのですが…。

信近: バラードとかが好きだったので、あまりダンス・ミュージックとかは聴かなかったですね。小学校の時とかは普通にJ-POPを聴いていたんですけど、中学校に入ってから、ローリン・ヒルにすごく影響されまして…。それから洋楽ばっかり聴くようになりました。音楽好きの前に、まず歌好きなので…JAZZだったりR&Bだったり、歌いあげられるのが好きでした。

──なんと、ローリン・ヒルが好きだったとは…。カヴァーとかしちゃったり…。

信近: カラオケとか超大好きでした。地元が田舎すぎて他にやることも無かったですし、人の歌い方を真似するのとかが好きで。モノマネとかではなく、その人の声とか歌い方のクセとかを真似するのが好きでしたね。なので、カラオケにはかなり行ってました。

信近エリちゃんからメッセージが到着!!!
──このデビュー作「Lights」ができるまで、一年間デモ作りをしてたということで すが…。

信近: デモ作りというか、「Lights」一曲に、レコーディングだけでも2~3ヶ月かけました。大沢さんが曲を作る段階から入れたらもっとなんですけど。

──それは何かすごく苦労したところがあったのですか?


信近: 「この曲に関しては余計なものを省いて、すごくストレートに歌って欲しい」って大沢さんに言われたんですよ。それまでR&Bとかばかり歌っていたので、しゃくって入ったりとか、自分の声で遊んだりとか、すごいクセがついていたんですね。本当はストレートに歌うことがスタンダードな歌い方だと思うんですけど、逆にそっちに戻すほうが私的に苦労してしまって…。できないというよりは、今までの歌い方を捨てきれないところがあって、リセットするのに時間がかかりましたね。

──プロデューサーの大沢さんはどんなアドバイスを?


信近: “歌い方がちょっと違う…”とか微妙な違いを伝えるのって難しいじゃないですか。それを、例えばアーティストで表わしてくれたり、毎回的確に指示してくれるのですごく分かりやすかったですね。すごい頭のいい方だなって。

──自身で書かれている歌詞については?

信近: この詞は今の状況を歌おうとか思って意図的に書いたものではなくて、曲を聴いてイメージしたものだったり、そういうものを再現しただけで。それがたまたま、デビューするという今の状態に当てはまって、気合いソングみたいになってしまったんですけど…(笑)。

──時間をかけて作った「Lights」を聴いて改めてどうですか?

信近: 今まで自分ではあまり声のこととか気にしたことがなかったんですね。でも、サイト(http://www.nobuchikaeri.com/)の掲示板とかでみんなが“声が…声が…”って書いてくれて。歌い方は変えられるけど、声ってどうにもならないものじゃないですか。だから「ありがとう!お父さんお母さん!」って思いましたね(笑)。

──デビュー曲を完成されて、これからは?


信近: 今は2ndの詞を書いています。一曲しかない時は、視野が狭いというか、この一曲しかない…という気持ちだけで書いてたんですけど。でも、だんだん先が見えてくると、こんな詞も書きたいなとか、今回はこういうのにしようかなとか浮かんでくるようになったので、本当に楽しいですね。“誰みたいになりたい…”とかはあまりないんですけど、常におもしろいことをやっていたいと思っていて…。これからいろんな曲を出していって私のイメージが定着してきてもあまり保守的にならず、その時々で、私が歌うからおもしろいんだ、ということを探してずっとやっていけたらいいなぁと思っています。

取材・文●イトウトモコ

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