BAGDAD CAFE THE trench town、デビュー記念インタビュー

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BAGDAD CAFE THE trench town INTERVIEW
BAGDAD CAFE THE trench town INTERVIEW

──そもそもこの11人がどうやって集まったの?

Raita:僕がBANCHOとかオルガンのIWAIなんかに声をかけたんです。それから大学の友達とかにいろいろ紹介してもらって。

mura:MAIちゃんも、私の妹がコーラスできるって連れてきたり。みんな人づてで。

──みんなバックグラウンドは違うの?

Raita:そうですね。僕はブルースとかソウルとかジャズをやってた。高校のときにボブ・マーリーの映像を見て、そのギターがすごくカッコいいと思って、レゲエはそこからです。

MAI:私はこのバンド以前にはちゃんと歌をやったことがなくて。友達の主催するイベントでmuraちゃんとデュオやったり、一人でクラブで歌ったりしてたくらい。たいした経歴はないから、今でも教えてもらうことばっかりです。でも度胸だけはある。

Raita:初めて会ったときなんか、駐車場でいきなり歌ってくれましたからね。その度胸買った、みたいな。

mura:僕はロック、ハードコアとかグランジとかやってたけど、レゲエは西海岸のファンク系しか知らなかった。このバンドに入ってから、それまで持ってたレゲエのイメージと違うなと思って研究し始めて、今ではレゲエしか聴かなくなっちゃった。

BANCHO:僕はジャズとかラテンとか、その前はハードロックとかやってた。Raitaとは高校のときから一緒にやってました。僕もそうだけど、ほとんどみんなレゲエはこのバンド入ってからなんですよ。

──昨日もライヴだったようですが、やっぱり活動はライヴが中心?

Raita:そうですね、でも今は年に50本くらい。前は100本とかやってましたけど。

mura:あんまり続けて出てるとMAIちゃんの調子も僕らのテンションも持続しにくいし。

MAI:一回一回のライヴを大切にしようという意識も出てきたね。

──メジャー第一弾アルバムの「MOVIN' ON」は、そんなライブの合間を縫って作ったの?

Raita:合間に作った曲は2曲くらい。ほかは期間を決めて一気に作りました。

mura:曲作りは11月後半から2ヶ月くらいで、そのあと10日くらいでレコーディングしたね。

Raita:レコーディングは基本的にバンドみんなで一発録り、歌以外は重ねたものもないから早かった。

──「MOVIN'ON」というタイトルはどこから?

MAI:大阪で私たちが主催していたイベントのタイトルが「MOVIN'ON」だったんです。それでアルバムとそのイベントをリンクさせたら面白いと思って。それと、この言葉には大切なものや大切な人とともに、もっといい場所へ、もっと心地よいものを見つけるために歩んでいこうという意味もあるので、これがいいと思ったんです。

──メジャーデビューということで、作り方とか今までと違ったところはある?

Raita:基本的には同じですね。僕が最初に歌と大まかな進行だけの骨組みを作り、MAIちゃんに聴かせて歌を覚えてもらって、それからバンドで膨らませる。ただ今回は、どうすればリズムとかアレンジが分かりやすくなるか、というのをいつも以上に考えましたね。

──歌の中で、時々言葉がポンと抜け出して伝わってくるようなところがある。歌詞を作るときにそういうことを意識してる?

MAI:もらったメロディを聴いて、浮かんだイメージから言葉遊びをしながら乗せていくだけです。ただ、歌いこなしていくと、自然に“ここやな”というポイントが見えてくることはありますね。歌で伝えたいことは、もう絶対的なLOVE。これは基本的にずっと伝えていきたいことなんです。恋愛のLOVEも含めて、人が人として人を愛することについて歌っていきたい。シングルになってる「everything」がまさにそういう歌です。

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