Forever Young シリーズ:カヴァー曲「恋はあせらず」が大ヒット!イギリスの国民的シンガー、フィル・コリンズ

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[PLAY LIST]
♪夜の囁き
♪恋はあせらず
♪心配御無用
♪ススーディオ
♪ワン・モア・ナイト
♪静寂の扉
♪テイク・ミー・ホーム
♪ハング・イン・ロング・イナフ
♪アナザー・デイ・イン・パラダイス
♪ウェイト・アンド・ワンダー




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フィル・コリンズ ~つるっとしたその魅力~by 王様
「ジェネシス」という由緒ある英国プログレッシヴ・ロック・バンドに所属しながら、米国でも受け入れられるポップな音楽を披露してしまうフィル・コリンズ。「ジェネシス」のファンは、ラブバラードをしっとり歌う彼のことを好きになれないかも知れないが、そんなことはどうでもよいのじゃ!彼の魅力は「つるっとした頭」にあるのだ!つまり、本当の自分を隠さず、さらけ出す生き方が魅力なのだ。彼は英国プログレロックを演奏するけれども、根っから米国ソウル音楽が好きなのだ。素直な自分を披露しているから、彼の音楽からもピカ~っと魅力がほとばしるのであるな。どこぞの一級建築士は「耐震強度」を偽装していた上に、「頭髪」も偽装していた。彼の場合は普段の生活から「本当の自分」をつるっとさらけ出すようにしていれば罪を犯さずに済んだかもしれないのぉ...ってなんの話をしているのか分からなくなりました。えへ。
PHIL COLLINS
話は戻って、フィル・コリンズの魅力であるが、声が素晴らしい!そして、作曲の才能が素晴らしい!つるっとした愛くるしい顔で歌うアップテンポの歌と、フーテンの寅さん的雰囲気で歌う失恋の歌と、それらのバランスが絶妙ですなぁ。さらにさらに、演奏が素晴らしい!フィル・コリンズのドラム演奏は個性的で素晴らしいし、素晴らしいが故に、彼をサポートするメンバーも超一流ミュージシャンばかり!これはもうプログレロック・ファンも応援しないわけにはいかないでしょう!そして、美しい女性と一緒にフィル・コリンズを聴けば、新しい恋が芽生えるかも!なんちって。

それではお約束の「王様流・曲名直訳フィル・コリンズ編」で締めくくらせていただきま~す。「全ての不利な状況にもめげず」(AGAINST ALL THE ODDS)、「もうひと晩!(エッチしてみない?)」(ONE MORE NIGHT)、「俺の携帯の電話番号、忘れるなよ!」(DON`T LOSE MY NUMBER)、「浮気娘~すぐにエッチしちゃう女~」(EASY LOVER)、「愛は急がず育てなさい」(YOU CAN`T HURRY LOVE)、「今夜、別れの雰囲気」(IN THE AIR TONIGHT)…以上!!

王様のプロフィールはコチラ

ワーナー “プレイバック・ニュース”
∇ツアーも終えてホッと一息、実際、恋なんかしてられない
 フィル・コリンズは2/20までのアメリカ・ツアーを終えたばかりだが、このツアーのメンバーがわかった。フィル・コリンズ(Vo,Dr)、ピーター・ロビンスン(Key)、チェスター・トンプスン(Dr)、ダリル・スチュマー(G)、モー・フォスター(B)、そしてE.W&Fのフェニックス・ホーンズ(4名)ということである。なお、彼の最新大ヒット・シングル「恋はあせらず」はイギリスにおいて50万枚セールスを記録したとのことである。あの不景気なイギリスでこれだけレコードを売るというのは実際タイヘンなことなのだそうです。
(1983年2月26日発行ワーナー・パイオニア ワールドニュース NO.123より)

∇「恋はあせらず」ゴールド・ディスクに!
 フィル・コリンズの「恋はあせらず」が日本でロング・セラーを続けているが、この曲を収録したアルバム『フィル・コリンズ II(心の扉)』がアメリカで3月最終週70万枚を突破した!このアルバムは2月に50万枚を超え、前作ソロ「夜の囁き」に続きゴールド・ディスクに認定されており、フィルとしては2打数2安打の10割打者の地位をキープしていることになる。ホーム・テーピングに悩む不況下のアメリカ・レコード業界では、けだし明るい話題のひとつではある。
(1983年4月9日発行ワーナー・パイオニア ワールドニュース NO.129より)

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