4th ALBUM『Japana-rhythm』インタヴュー

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アルバム4作目にして初のオリコン・チャート1位を獲得した『Japana-rhythm』。四季をイメージした構成の本作は、心を掴むメロディとドラマチックに展開するリリックで、聴き手の心をガッチリと掴む。 BENNIE K インタヴューBENNIE K
 

――なるほど。大阪と佐賀というBENNIE Kの二人の出身地を綴った「OSAGA」という地元レペゼン・ソングも誕生しましたね。 
YUKI:これはCICOちゃんのアイデア!
  
CICO:ライヴでこういうのは映えるからやりたいねってことで。
  YUKI:ライヴでお互いが自己紹介するような曲があると、お客さんも“この人がCICOで大阪出身”“この人がYUKIで佐賀出身”とかはっきり分かって親しみやすいし面白いんじゃないってことでね。でも佐賀って“これだ”っていうものがなくて。しかも、はなわさんが佐賀はどれだけ田舎かってことを歌ってたから、それが私はすごい悔しくて(笑)。私は佐賀が大好きだからこそ、その良さをどう伝えようかとネタを探してる時期に、たまたまライヴで佐賀に行かれる機会があって、泊まったホテルに置いてあったパンフレットを全部持ち帰って。この曲に書いたことは、そのパンフレットを見て知ったんですよ(笑)。  CICO:私は音楽にハマったきっかけが地元のラジオなんですけど。BENNIE Kがヒットに結びつくきっかけを作ってくれたのもラジオで。大阪ってどこよりも“ラジオでかかってる=かっこいい指数が高い”というところなんですよ。そんな大阪で自分は育ち、そのラジオ局がBENNIE Kを応援してくれてる。自分はいま大阪から離れてるけど、“大阪のド根性見せたるからな! 天下とったるで~”っていう、前のめりでいって、行動に移してる。そういう自分の勢いは大阪からきてるってことを書きました(笑)。  ――「UNITY」と「Moonchild」の2曲は? CICO:10月にリリースされてる<UNITY>っていうコンピ盤にRemixが入ってるんですけど。  YUKI:自分たちが東京っていう街で夢を追いかけてきて、その中で<UNITY>っていうイベントを通して、すごく温かい、友達なんだけどほとんど家族みたいな人たちに出会えたんですね。まだそういう場所に出会えてない人がいたら、私たちがそういう場所になりたいというのを伝えたくて「UNITY」を書きました。「Moonchild」は、CICOちゃんと私が違う視点から書いていて。私のバースで歌っているのは、ある女のコがいて、“UNITYっていう民族には危ないから近づいちゃダメだよ”って言われてるんだけど、その人たちに触れたら恋をしてしまったっていう話で。というのは、<UNITY>のイベントで、例えばSOUL'd OUTや、2BACKKA、TSUYOSHI、 Def Tech、といった素晴らしいアーティストにBENNIE Kは出会ったんですね。その<UNITY>のクルーがどれだけ魅力的なのかっていうのをみんなに知って欲しくてこの曲を書きました。  
CICO:私のバースはその民族の中にいる女のコ、という立場で書いています。
  ――1月13日からはツアーも始まりますが、今回はどんなツアーになりそうですか? YUKI:今回は9都市ということで、会場も広くなって、やれることも増えたので。前回のツアーよりもさらに“すごかったね”と言わせるようなものを見せたいなと思います。  ――このツアーで初めてBENNIE Kのライヴに行くという人たちに、何かメッセージを! YUKI:アルバムの中で1曲でも気に入った曲があったら、歌詞をフルで覚えて。ライヴで一緒に歌ってもらうとさらに数倍楽しめるんじゃないかな。  CICO:飛んだり跳ねたり、歌ってもらったりするライヴなので、ぜひスニーカーでいらしてください(笑)。  取材・文●東條祥恵


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