新生GO!GO!7188、“ひらめきと本能”のニューアルバムを語る -INTREVIEW-

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──確か2年前も、1年8ヶ月ぶりのアルバムですねって言ってたような気が……。

ターキー(Dr):アハハハハ、そうですね。

──ただ前回の1年8ヶ月と今回の2年は感触が違っていて。春に出たベスト盤でひと区切り、次のステップに進んだGO!GO!7188が本作なのかなと。

アッコ(B&Vo):まさしく! 去年はまたソロをやらせてもらって、すごく変化のある貴重な1年を過ごして。不思議と3人共にそういう心境の変化があったみたいで。

──その心境の変化、詳しく訊いていいですか?

アッコ:私個人としては、「楽しいから音楽やってんじゃん」みたいな気持ち、そこにやっと返って来れたというか。もともと私はミュージシャンになりたいと思ったことがなかったし、だから仕事になった時点で楽しいだけじゃいけない気がずっとしてて。あの、具体的には去年の年末に鹿児島でソロのイベントを、地元の音楽仲間とカフェを借りてやったんですよ。その時に自分が楽しいことで人にも楽しくなってもらいたいって初めて思えて。それが自分の音楽だし仕事なんだっていう、音楽を続けていく上での軸がやっと明確になったなぁと。

──このままの流れでユウさんとターキーさんにとっての2年間も訊いちゃおうかな。

ユウ(G&Vo):私も別活動をしていて。そこでチリヌルヲワカを組もうと思ったのは、その前にソロをやった時にやっぱり私はバンドが好きだって思って。今度はバンドが向いてることを確かめたいって言うとあれだけど、そう思いたかったっていうのもあって。メンバーもあんな感じだから刺激になったし、教わることもあったし、人間的に変われた気がしますね。

──立ち位置も斬新だったもんね。常に若手ポジションのユウちゃんなのに、バンド内に年下のメンバーがいるみたいなさ。

ターキー:お姉さんだったんでしょ? すごいよねぇ。想像つかないもん。

ユウ:それは大きかったですね。自分が教える感覚みたいな。へへへへ。

──あとは新たに組むとなると、2つのバンドの違いを肌で感じたんじゃない?

ユウ:それは特に今回の制作でホンットに思いました。詩先の曲は明らかにアッコの歌詞から受けたイメージで曲を作ってるわけで、その歌詞がなかったら絶対できてないGO!GO!の曲なんですよ。しかも、今回は自分的にも納得がいく曲がいっぱいできて、やっぱりこの場所は貴重だなぁみたいな。

──ターキーさんの2年間はどうでしたか?

ターキー:マイペース(キッパリ)。

──じゃあ変化を自覚する2人と一緒に音を出して、どんなふうに感じました?

ターキー:やっぱり1番大きいのはアッコが抜けた感で。今まで結構大変だったからね、周りの人間からすると。

   
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