木村カエラ「Snowdome」特集 INTERVIEW

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――「Snowdome」はJR skiskiのCMソングになっていますが、制作のスタートはどこから?

カエラ:まずは、アルバムを作るから曲を書いてって(BEAT CRUSADERSの)ヒダカくんに頼んだところから。そのときにちょうどCMの話が来て、どの曲をはめるか相談してみんなで一致したのが「Snowdome」だったんですよね。だから、シングルで2回連続で関わるとは誰も思ってなかったと思う(笑)。でも「Snowdome」はビークルっぽくないじゃないですか? で、また私がその曲を歌う?みたいな曲だし。この意外さは面白いなぁって。

――あのCMを自身で見ていかがですか?

カエラ:ゲボッですよ(笑)。まぁ、あの雰囲気のCMをいつもの私の調子でやったらコワイですけどね(笑)。

――撮影自体はどうでした?

カエラ:ニュージーランドで9月に撮ったんですけど、けっこう過酷でしたよ。

――けっこう急斜面ですよね。

カエラ:急だよ! ビックリしたもん、滑れって言われたとき(笑)。

――スキー経験は?

 

カエラ:小学校ぐらいのときにザウスには行ったことがあるんだけど。そのときは直滑降でブワーッとしか滑れなくて、そのまま終わってこの歳になってるから。だからやってないのも同然で。で、ちょっと春に近づいてる時期だったから、もう雪じゃなくて氷が解けた状態でツルツルだったの。そこを直滑降でブワーッと、「早い! 早い! 早い!」みたいな、そういう感じでした。それで「コケろ」って言われたんで、足が折れるかと思いました(笑)。

――度胸ありますねぇ。

カエラ:まだ怖いもの知らずでよかったなと思いますね(笑)。いいCMになったと思うし。

――ほんとに。私、あれを見て久しぶりにスキーに行きたくなりましたもん。

カエラ:ほんと? じゃあまんまと(笑)。私のところにもすごいいろんな人から「見たよ」っていうメールが来ました。



――「Snowdome」というタイトルですが、スノードームに思い入れが?

カエラ:集めてるんですよ。これからブログに1個ずつアップしようと思ってるんだけど。こないだ数えたら20個あったので、リリースまでのどの期間にどうやって出そうか考えてます。

――スノードームって観光地のお土産物にも多いですよね。

カエラ:そうそうそう。CMの会社の人が、今はボードが主流になっててスキーが懐かしい感じになっちゃってるから、それを復活させたいって話してて。だから、昔の思い出を思い出して、家族で行ってたなぁとか。それで“そっか、思い出か”って思って、その中で“雪”“思い出”ってなってると、私の中ではスノードームだったんですよね。写真に近い感覚があるんですよ、スノードームは。地方に行ったときに買って、そのときの思い出が“これはあのときに買ったなぁ”とか、“これはあの人にもらったな”とか、そういうのが一つ一つにあるから。

――ちなみに、集めるきっかけになったものは?

カエラ:事務所からもらって帰ったスヌーピーの。あとは、私、ナイトメアー(ビフォア・クリスマス)のグッズがすごい好きで、去年か一昨年にコンビニでナイトメアーのスノードームが発売されたときがあって、そのときに“スノードームはやっぱいいなぁ”って思って。で、フィギュアとかいろんなものを集めてたんだけど、いっぱい集めすぎて家がヤバイからもうやめようと思ったの。でも何か集めたい気持ちがいっつもあるから、おしゃれでかわいくて、集めててもグチャグチャにならないものって何だ?と思ったらスノードームだった。だから、オモチャは一切ガマンガマンって思いながら、スノードーム集めに走った感じ。ニュージーランドでも、可愛い羊ちゃんのやつを買ってきました。

――ブログで公開されるのを楽しみにしてます。で、カップリング「Ground Control」は、以前から大ファンだと言っていたファラーのジェズの楽曲ですね。

カエラ:ずっと一緒にやりたいやりたいって言っていたら、夢が叶いました。イギリスにある向こうのプライベート・スタジオで録ることができたんです。


 
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