melody.、初めてのバラードシングル「Love Story」インタビュー

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■melody. インタヴュー

──昨年11月に発売した「Lovin' U」以降、「Finding My Road」「Love Story」と、次々と順調にシングルを発売し続けてきましたね。

melody.:以前のリリースペースと比較したら、随分テンポは早くなりましたよね(笑)。これも”制作・プロモーション・ライブ”を、自分の中でリズム良くこなしていける感覚をつかめたからだと思うんです。

──休むことなく活躍してる印象ですよね。しっかり休みは取ってます?

melody.:もちろん、取ってますよ。仕事面だって、いくら忙しいとはいえ、毎日やることが違うから、一つ一つの行動が刺激になってるし。性格的にも、忙しく動いてるほうがいいリズムに乗っていけるんです。もちろん休みも定期的にもらって、実家のあるハワイへ帰ったりとリフレッシュしていますよ。

──理想的な活動ペースですね。

melody.:気持ちをヘルシーに保つためには、自分できちんとペース配分を考えなきゃいけないですから。自分のための時間って、じつはすごく大切なもの。たとえ日々忙しい中にあっても、きちんとリラックスする時間は取っています。それがあるから、バタバタとした日程のなかを駆け回ってても、毎日を楽しんでいけてるんですよ。

──東京で暮らしてると、やたら時間の流れを早く感じますからね。

melody.:東京とほかの場所では、全然時間の流れが違いますね。久々に休みを取ってハワイに帰ると、朝からいろんなことをやってても、“まだ15時過ぎなんだ”と自分でも驚くほど1日がゆっくり流れていくんです。でも東京の暮らしは、刺激が多いのも理由なんでしょうけど、気がついたら陽が暮れて、アッと言う間に1日が終わっちゃう。特にレコーディングをしてるときは、外の景色が見えない環境だから、終わった時間を観て驚くことも多いです。

──そんな忙しい日々のなかで完成したのが、シングルとしては初めてのバラード曲ですね。

melody.:私、ハワイで暮らしてる頃から、カラオケに行ってもバラードしか歌わなかったくらいバラード好きなんです。だからシングルという形でバラードを歌えるとなったときは、すごく嬉しかったです。

──それは意外。弾けたアップテンポ・ナンバーを歌う印象が強いですからね。

melody.:私のイメージって、ポジティブでキラキラしててっていう感じだと思うんですけど、実はバラードが大好きなんです。この「Love Story」という曲は、タイトルだけを見ると、ちょっとキラキラとした恋物語に思われるかもしれません。でも歌詞の内容は、同じ恋心でも“伝えたい気持ちがあるけど素直に伝えられず、もがき苦しんでいく想い”なんです。

──“叶わぬ恋なら目覚めないほうがいい”と綴られた想いが響いてきたときは、胸がギュッと締めつけられた気持ちになります。

melody.:切ないですよねぇ。“始まらずに終わるのなら”という歌詞を読んだときは、“なんて切ないの”と思っていました。でもその気持ちって、片想いに限らず、いろんな物事に当てはまる感情だと思うんです。会いたいと思っても、お互い忙しくて会えなかったり。その会えない時間から、気持ちのすれ違いが生まれたり…。

──melody.も、想いを貯め込んでしまう性格?

melody.:自分で歌詞を書くときは、口に出して言えない気持ちを言葉を通し出していくことはあります。普段の私は、悩みを抱えて日々生活していくのは嫌なタイプ(笑)。ちょっとでも問題が膨らみそうだったら、自分なりの結論を出して、すぐ行動に移します。直接言葉にして解決できる問題なら、思い切って言っちゃうし。それで解決できないことなら、“いいや”となっちゃう(笑)。

──強い気持ちですね。大半の人は、この「Love Story」に記された歌詞のように、伝えたくても伝えられず、心の中に本音を貯め込んでしまいそう。

melody.:私だって高校生の頃は、「どうやって気持ちを伝えたらいいのかわからなくて悩むことも多かった。そういう経験を重ねながら、どんどん自分の気持ちに素直に行動できるようになったり、自分自身を大切にしていけるようになったんで、今のよう何事もポジティブに考えていける自分になれた気がします。

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