ケリー・スウィート、水晶の輝きを放つ声を持った19歳の若きディーバ大特集

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  マークで視聴できます。

 01.  we are one

 02.  raincoat

 03.  dream on

 04.  caresse sur I'ocean

 05.  crush

 06.  ready for love

 07.  giorno dopo giorno

 08.  I will be waiting

 09.  now we are free

 10.  How about you

 11.  love song

 12.  jet' aime

 13.  ETERNITY

 14.  NELLA FANTASIA

10/4(木)~10/9(火)BLUE NOTE TOKYO
DAVE KOZ with special guest KELLY SWEET


10/10(水)NAGOYA BLUE NOTE
DAVE KOZ with special guest KELLY SWEET

──まだ19歳なんだね。デビューまでの経緯を教えてくれる?

ケリー・スウィート(以下、ケリー):物心付いたときからずっと歌い続けてる。人前で初めて歌ったのは4歳のときね。父親がジャズピアニストだったので身の回りにいつもジャズがあった。基本的にはジャズで育ったわ。11歳のときにクラシック音楽のトレーニングを受けて、本格的な声楽の勉強をしたの。生まれたのはマサチューセッツ州のケープゴッドなんだけど、6歳のときにユタ州の小さな町に引っ越した。そして14歳のときにプロ歌手になる機会を求めてユタを離れ、旅の暮らしが始まったの。16歳のときにロサンゼルスに住み始め、そこでプロデューサーと出会って、レコーディングすることが決まったのよ。

──素晴らしいアレンジとヴォーカル。コーラスワークも素晴らしい。アルバム全体の印象を教えてください。

ケリー:ありがとう。アルバムの出来には本当に満足しているわ。レコーディングしたのは16歳から17歳にかけて。いま19歳だから、かなり長くかかったことになるわね。アルバム作りは楽しめたわ。アルバムは私の夢の実現だし、作る前に確固たるビジョンを持って制作に入ったの。出来上がりは予想以上のものだった。

──「we are one」「raincoat」など、とても18歳とは思えない表現力。こういうセクシーで表情豊かなヴォーカルスタイルを身に付けるために特別なレッスンをしたのですか?

ケリー:この2曲は、いつもこういう風に歌っているの。特別にセクシーに歌おうとしてるわけじゃないの。私にとってはとても自然な感じなのよ。

──驚いたのは、エアロスミスの「dream on」をカヴァーしていること。シャウトがあるこの曲を選んだ理由を教えてください。

ケリー:これは、アルバム制作のかなり初期にレコーディングしたものなの。だから16歳のときにレコーディングしたわけよね。スタジオでカヴァーできる曲を探していた。そしたらこの曲が目に留まって、実際に歌ってみたら、私の声にプッタリ合うということがわかった。そして歌詞が素晴らしいのよ。私の考えと、それもピッタリ合った。だから思いを込めて歌うことができたわ。

──「giorno dopo giorno」はイタリア語だね。喋れるの?

ケリー:イタリア語は喋れないわ。歌えるだけよ。クラシックの勉強をしているときに、イタリア語で歌うことがよくあったので慣れているの。

──「now we are free」はサンスクリット語。これの苦労話も。

ケリー:ロサンゼルスでヨガをやってるの。そのときにサンスクリット語はよく出てくる。この言語の発音は、皆が思っているほど難しいものじゃないの。私にとっては楽に歌うことができたわ。

──ノラ・ジョーンズ、enya、サラ・ブライトマンなど、いろいろなシンガーの影響が感じられる。音楽的に一番影響を受けたアーティストは?

ケリー:ジャズで育ったから、エラ・フィッツジェラルドが大好きだし一番影響を受けてる。クラシックの勉強もしたから、サラ・ブライトマンも大好きだけど、影響を受けたのはアンドレ・ミッチェレとルネ・フラミングの二人ね。ポップスではスティングの曲作りや歌い方が大好き。

──長い全米ツアーだったね。ライヴツアーの感想を聞かせて。

ケリー:皆素晴らしいミュージシャンだし良い人ばかりなので、とても楽しかった。演るたびに良くなっていくの。素晴らしいわ。

──今後の目標を教えてください。

ケリー:アルバム作りのプロセスがとても好きなので、これからもアルバムを作っていきたい。2年後くらいになりそうだけど。それからツアーも続けていきたい。世界中のいろんなところを訪ねていきたいわ。あと、私の最大の目標は映画の世界に進出することなの。

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