【フジロック】度肝抜く3本のエレキ・ギターが奏でる轟音の壮大さ

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一昨年のフジ・ロック・フェスティバルでソニック・ユース
を観た時、そのあまりにも非ロック的な演奏に僕はクラッと目まいを感じたものだけれど(いや、あれは決して炎天だったからではない)、今回のステージは最新アルバム同様、現代音楽の鬼才ジム・オルークがゲスト参加すると聞き、さらに非ロック的な方向に向かうのか? と僕は一瞬、不安になってしまった。

しかし、演奏が始まってみれば、そんな心配とは裏腹に予想以上にタイトでパンクな演奏でホッとひと安心。

でも、後半は最近の彼らが好んで演奏するアバンギャルドな非ロック・インスト・ナンバーの応酬だったけれど。

しかし、エレキ・ギター・サウンドの限界に挑戦したラスト・ナンバーは、まさにエレキ・ギターによる交響楽なんて呼びたい熱演。

3本のエレキ・ギターが奏でる轟音の壮大さに度肝を抜かれた。

Repoterd by Tomoo Yamaguchi

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