2ndアルバム『ため息』リリース特別企画~しばじゅんを聴いてかつての恋を思い出す【男性編】

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柴田淳、通称“しばじゅん”。
彼女は2001年10月、シングル「ぼくの味方」でデビューした女性シンガー・ソングライターです。
彼女の綴る詞世界は恋の話がメイン。
その詞世界を膨らませるメロディも彼女自身がすべて作り、
(ドキッとするような歌詞も)彼女の聡明な歌声でサラリと歌います。
そしてそれらどの曲もスロー~ミディアムナンバー。
彼女の存在は、多くの女性R&B系シンガーが出尽くしたなか、新鮮であり貴重なのです。

そして今回、しばじゅんはアルバム『ため息』をリリース。
これを男性たちに聴いてもらい、かつての恋、現在進行形の恋を思い浮かべ、語ってもらいました。

“女性編”もあるので、そちらもどうぞ
(女性サイト“LIN<凛>”に掲載中)
最新アルバム

『ため息』

Dreamusic
2003年2月26日発売
MUCD-1067 ¥3,045(tax in)

1. 夢
2. 隣の部屋
3. 片想い
4. サーカス ~Piano Solo~
5. 拝啓、王子様☆
6. 月光浴
7. 美しい人
8. なにもない場所
9. ため息
10. 月の窓
11. めじろの心 ~Piano Solo~


ビデオを観よう!(画像をクリックしてね)

  ▲3曲目収録の「片想い」


  ▲6曲目収録の「月光浴」

その他、しばじゅんの
ビデオもどうぞ

(上左)「ぼくの味方」
(上右)「変身」
(左)「それでも来た道」



最新DVD

『Jun Shibata Music Film Collection
 しば漬け

Dreamusic
2003年3月26日発売
MUBD-1002 ¥3,990(tax in)

※シングルリリースされた「ぼくの味方」「それでも来た道」「月光浴」「片想い」「隣の部屋」のビデオクリップのほかに、さまざまな特典映像が収録。


スペシャル・プレゼント


柴田淳オリジナル・バスローブ
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これを着て、ロマンチックな恋をしちゃう!?

詳しくはこちらから応募してください。


<予告> 
しばじゅんコラム
「これを私に答えろと?」の
スペシャル版を20日にお届け予定!
「隣の部屋」を聴いて……
※<懐かしいあの曲><思い出のあの店><あなたからもらった小さな腕時計>……思い出の数々によって、かつての彼に思いを馳せる、そんな経験みんなにもあるはず、の歌詞。

僕が大学生のころ、コンビニでバイトしてたんですけど、その隣が美容院。そこで働いている女性の美容師さんがよくコンビニに買い物に来てたんです。ご近所ということもあって、レジ越しに世間話をするようになったときに「今度、髪切りにきてよ」って誘われたんです。で、イヤな感じしなかったんで、……いや、むしろ喜んで行ったかな(笑)。それまで僕、床屋にしか行ったことなかったのにね。で、それがキッカケで毎月彼女に切ってもらって、話もたくさんするようになって、自然と付き合うようになったかな。

2人の付き合い方は今思うとかわいいもんで、時間を合わせてそれぞれの仕事終わらせて、近くの公園で遅くまで話してた。お互い実家暮らしだったし、お金がなかったんで、その公園でいっぱい過ごしたなぁ。だけど、彼女、すごく結婚願望が強かったんですね。でも、僕は大学生だし、結婚はまだ……って。そんな気持ちが伝わったのか、彼女、別の人を見つけて、その美容院辞めてしまって、音信不通。見事にフラれました。

しばらくは髪の毛、切れませんでしたよ。彼女に切ってもらった感覚、忘れたくなかったし。公園も、帰りの近道なのにしばらくは避けてましたよ。でも、いまだに思い出しますよ、あの美容院や公園のこと。僕の地元なんでね。

(建築士、男、28歳)

「拝啓、王子様☆」を聴いて……
※※大好きなミュージシャンに贈るファンレター(ラブレター?)的歌詞。<チケット取りづらくなるから あんまり売れないでいてほしい>と今アルバムのなかで唯一のアップテンポ・ナンバー。

僕は以前、音楽学校でベースの教師をしていたんですね。で、生徒の中にキレイな女の子がいて、教師と教え子という立場だったけど付き合いしだしたんです。

で、その女の子はヴィジュアル系バンドのコピーバンドをしていて、バンドの曲はもちろん、服装や髪型、ルックスまでコピーしていたんです。で、そのヴィジュアル系バンドが男ばかりのバンドだったから、彼女も男装してたんです。で、キレイな子だから宝塚ばりにハマってるんですよ。

遊びのバンドだったけど、そのルックスが注目されて、学校でも人気者になってね。それで男心ながらに「売れないで~」って思った(笑)。先生の立場なのにね。

でね、彼女、男装してたから彼女がいたんですよ! といっても仮想のね。バンドの雰囲気作りのため。そっちにはなぜか全然嫉妬はしなかった。僕の前では女だったからかな。

(IT系エンジニア、男、37歳)

「美しい人」を聴いて……
※“僕”の目から見た歌詞。<引き寄せても 抱き寄せても 君は遠くて…>と“僕”に笑顔を向けてくれるけれど遠い存在に思えてしまう関係を表現。

僕が20歳のとき、5つ年上の25歳の女性とお付き合ってたんです。あの頃、年上の女の人といったら遠い存在だったから、僕にとっては存在が「美しい人」でしたね。

年上の人とのお付き合いは緊張する反面、でもすごく楽だったんです。向こうが「おいしいお店見つけたからそこに行こう」とか「今日はこの映画を観に行こう」ってリードしてくれましたから。男がリードすべきだといきがる部分を自然に捨てられたかな。

でも、僕はあの頃は若くて、正直言って彼女に対してさほど本気ではなった。それは彼女も同じでしたね。なんでそれが分かったかっていうと、彼女の部屋に僕と2人でいたときに、男の人が来たんですよ。40くらいの人でしたね。それが彼女の本命の彼だったんです。

その人は何事もなくササッと帰っていきましたけど、あのとき修羅場にならなかったのは、彼が妻帯者だったから。後で僕も分かったんですけどね。だから、彼女のこと強く言えなかったんでしょうね。それが寂しくて、彼女は僕みたいな年下とも付き合ってたのかな、本気になることもできずに……。僕の「美しい人」はそんな危ういバランスを持った女性でした。

(貿易関係、男性、46歳)

「ため息」を聴いて……
※一人称が“僕”の歌詞。<全てを投げ捨てたなら どうなるかな 壊れるのかな>と現状から逃げたい、どうにかしないと、と思っている主人公を綴ったもの。

彼女とは大学時代、サークルで知り合い、付き合ってました。同級生だったけど、彼女は卒業後、就職して会社員に。僕はプー太郎して、ブラブラしてました。それでもう、完璧なすれ違い。時間も考え方もね。そのときはイヤになりましたね。夢に向かって頑張ってる彼女見て、僕はどうしたらいいんだろうって。僕には何ができるんだろうって。そのときの感情がこの曲の歌詞とリンクしますね。……それで、出した答えが、やっぱり僕は大学のとき研究していた電子工学をもっと突き詰めたいと。そうなったら大学院へ行こうって勉強しだして、無事、大学院に合格したんです。

でね、それをどうしても彼女に報告したくて。疎遠になってたけど、彼女の住んでる最寄駅で朝、待ち伏せしたんです。今思えば、会えるかどうかも分からないのに。でも、会えたんですよ、出勤前の彼女に。で、驚いてる彼女に「俺、大学院に合格したから」って。それが彼女と最後に交わした言葉ですね。
(大学院生、男、26歳)

「月の窓」を聴いて……
※<今どこにいて 今なにしてるの>と昔の恋を思い出す歌詞。ロマンチックな内容に、ウッドベースのサウンドが特徴的なジャズテイストなナンバー。

Q:昔付き合っていた人のことを思い出して、
  「今どうしてるのかな」(シミジミ)
  ……と感傷に浸ることがある?

A:男性は、20人中16人(BARKS調べ)

『恋の話~男性編~』は堪能していただけましたか?

女性ネットワークサイト“LIN<凛>”に「女性編」を掲載中
ぜひこちらもクリックして、女の子の恋の話、楽しんでください。

柴田淳のアルバム・レコーディング秘話も載ってますヨ!

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