摩訶不思議な日本語とギターサウンドを引っさげた超個性派バンドが新アルバムを発売!

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摩訶不思議な日本語とギターサウンドを引っさげた超個性派バンド!

前作から1年半ぶりのHUSKING BEEの新作『variandante』が登場した。
今作の特徴はなんといっても全作が日本語歌詞というところだ。
音楽性はHUSKING BEEらしい、まさに変幻自在の万華鏡。
幅広い音楽性と摩訶不思議な歌詞が出会い
他に類を見ないHUSKING BEEだけのポップサウンドが出現している。
疾走感あるメロディ、脳みそに直接突き刺さる歌詞、動き回るギターサウンド。
彼らの新たな魅力を秘めたサウンドがつまったアルバムだ。
HUSKING BEEの頭脳である磯辺正文と進境著しいGの平林一哉に
ニューアルバムのプッシュポイントを訊いてみた。

めちゃくちゃ歌ってて、それに無理やり言葉をはめていくのが面白い

「摩訶不思議テーゼ」PVはコチラ

 メッセージ映像はコチラ

アルバム  全曲解説&試聴曲



『variandante 』
2004年4月21日発売
TFCC-86146 2,625(tax in)

1.摩訶不思議テーゼ
磯部:艶やかにトーンを落としたカンジで。不思議だなと思う感覚の歌詞で、その不思議さ加減が好きです。あとはスピード感


2.新旧ダイナミズム
磯部:小節の頭に言葉が絶対に来るように実験してて出来た曲で、“スイッチオン 楽を鳴らし”は“スイッチ 音楽を鳴らし”みたいに、言葉をつなげて勢いで作りました。


3.煙で奴論
磯部:こうならざるを得なかった。自分の中では名曲です。思いっきり軽快に速く活舌よく歌おうと思って。言葉に意味のない方がもっと軽快に歌えるなと。


4.Just a beginning
平林:初めて日本語で歌詞を書いた曲です。詞は苦戦しましたね。テーマはあったんだけど、聴こえ方とか、それをどうやって表すかとか。


5.アドバイス
しっちゃかめっちゃかのようで繋がっているというニュアンスとして伝えたくて。これは歌ってて面白かった。


6.ロバの口真似
磯部:これはけっこう前に作ったんです。この曲の聴きどころは“~だよう”というところ。ここをこう歌いたいがために作った曲。

7.掌に花片
磯部:一歩間違えたら、戦争どうのこうのとか言ってしまいそうになるけど、それをいわない世界の方がいいよな、って思ったりして。でもギターのカッティングは男らしいです。奇妙なノリがある曲です。


8.カナリア
磯部:これは良い曲ですね。必然でしたね。いきなり歌ったらこれだった。びっくりしたからそのまま使いました。


9.SO TRAGICOMICAL
平林:ギターが離れたりくっついたり揃ったり。リズムと一緒にグッと進むような。そういう音の強さを出してみたかった。


10.ハイブリッドニューモード
磯部:いろいろなことが架け合わさってニューモードになると面白いなあと思った曲です。


11.ならば、、ここに
磯部:一呼吸入れたいカンジ、言葉を選んで書いてますとかを表現する時に入れる“、、、”とかを表現してみました。


12.雲のいびき
磯部:飛行機に乗るのが好きで、飛行機の“ゴォー”という音が眼下に広がる雲のいびきに聞えたという曲です。

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――歌詞は、3rdまでは全て英語、4thで半分日本語、そして5thで全て日本語になったわけですが、このあたりの言葉のコダワリは?

磯部:日本語で歌ったらどうなるのか聴いてみたいと言ってくれる人が増えてきたので、ちょっとやってみようかなと。最初は難しく考えすぎて難解な歌詞になったけど、最近では、何語でもいいやっていう風になってきて、音に乗って気持ちがよければいいと。音楽が聴きやすいとか面白いとかが重要で、そこに乗せる歌詞が曲によって意味が違うとか、違うように聞えてしまう言葉などを入れることが増えてきた。今はこれでいいかなと。

――日本語の方でも自由度が増したと。

磯部:日本語の方が早いし面白みも出てきたから、いっそのこと全部日本語にしちゃおうかってね。

平林:僕としても自然な変わり方なんで納得してやっています。

――新アルバムは不可思議な歌詞が並んでいますね。これはどうやって発想してるんですか。

磯部:(笑)。小さな頃からのクセなんです。鼻くそとか汚い言葉で替え歌を作ったり全然違うメロディで歌ったり、そういうのが面白くて。その頃の感覚に近いです。面白いなーっていう子供心ですね。歌詞で誰かを救うとか物語性を持たせるなどの意味を求めることはしないで、曲の核心さえわかっていれば、言葉がいっぱい出てくるんですよ。

――語彙の多さに感服します。それと不思議な言葉遣いが出てきますね。“過ぎる”を“よぎる”と読ませたり。

磯部:“すぎる”だと分かりやすすぎるんですよ。ここは“よぎる”と歌いたい。それに“よ”の方が声が出やすいし聴きやすい。その言葉が分かった時にググッときまくるみたいなこともあります。その言葉一つの意味の分からなさが、自分のシチュエーションと合ってその人の経験とかぶる時に、その曲を理解できたりする瞬間が好きですから。

――最初に作った時と完成形ではかなり変わるんですか?

磯部:どうしても2、3行が見えないとか、どうしてこの曲はサビっていう展開をしたくないのかとか悩む時もあります。そういう時は考えすぎてもしょうがないんで、風にまかせてってカンジですね。気候が変わると気分も変わりますから、そういう時にブワーっと言葉が出てきたりしますね。“あ、見つかった”っていうような。

――このアルバムを通して聴いていると、4曲目の「Just a beginning」でちょっとホッとするんですよね。意味が分かる歌詞なんで。

磯部:僕の計算通りです(笑)。これは平林君の曲ですが、僕の作る曲のようにウニャウニャしてないし、僕が作ったら説得力がありすぎるから印象が霞んじゃうんですよ。だからもっと流れてホッとするようなカンジを出そうと。ああ、やっとまともな曲が来た、みたいな。

平林:曲順とかは別になかったです。ただ日本語の曲を作りたかっただけで。

磯部:おかしい曲で挟んでますもんね。8曲目の「カナリア」のところに入れたら、真面目なのが続いちゃうからイカンなぁと。

――磯部さんの作る歌詞は自動筆記ではなく組み立てがあるんですね。「煙で奴論」の歌詞は英語っぽい。

磯部:僕、英語の方がいいんです。英語の方がメロディに乗っかりやすいし歌う時に威圧感がない。今回もそういう曲があった方がいいかなと。最初はめちゃくちゃ歌ってて、それに無理やり言葉をはめていくのが面白いかなと。じっくり作っちゃうと“手裏剣底尽きすぐさまオーダー”って歌詞にはならないんです。デモを何回も聴いて言葉を当てはめていったんです。どんどん忍者になっていくから、もう忍者に絞って作ろうと思って。

――アレンジは緻密ですね。このギターを弾きながら歌うのって、かなりタイヘンだと思いますが。

磯部:ですよね。この歌とギターのバラバラ感は自分でも挑戦なんですけど、ギターを弾きながら自分の歌のクセで作ってますから、バラバラに弾くのは簡単なんですよ。自分の手クセみたいなものがあったり、自分で考えたコード感が好きなんで、人に教えるとすごく難しいんですが、僕は何度も練習を重ねて自分のものにしちゃってますから。

平林:前のアルバムのレコーディングの時に相当練習しましたね。彼の弾くようにはすぐには弾けないんです。自分の中に全然ないフレーズだったんで。でもできたものを聴いてみるとすごく面白い。普通じゃないっていうか。

――ライヴで演奏を聴くのが楽しみです。

磯部:ライヴでは全然弾いてなかったりしてね。全部パワーコードだけになってたりして。

平林:チョー簡単になってたりね。

磯部:せこー!

取材・文●森本智

<variandante TOUR 2004>スケジュール
5/27(木)旭川 Hi-Jack On 問合せ スマッシュイースト 011-261-5569

5/29(土)苫小牧 音楽館 問合せ スマッシュイースト 011-261-5569

6/1(火) 青森 QUARTER 問合せ ノースロードミュージック秋田 018-833-7100

6/2(水)秋田 club SWINDLE 問合せ ノースロードミュージック秋田 018-833-7100

6/4(金)山形 ミュージック昭和セッション 問合せ ノースロードミュージック仙台 022-256-1000

6/5(土)いわき club SONIC 問合せ ノースロードミュージック仙台 022-256-1000

6/8(火)新潟 LOTS 問合せ キョ-ド-北陸チケットセンタ- 025-245-5100

6/9(水)金沢 AZホール 問合せ キョ-ド-北陸チケットセンタ- 025-245-5100

6/11(金)高岡 もみの木ハウス 問合せ キョ-ド-北陸チケットセンタ- 025-245-5100
6/12(土)松本 SOUND HALL ac 問合せ キョ-ド-北陸チケットセンタ- 025-245-5100

6/13(日)山梨 コンビクション 問合せ STREET JUSTICE 055-228-2206

6/18(金) 横浜 CLUB24 YOKOHAMA 問合せ ini corporation 03-5725-6471

6/19(土)千葉 LOOK 問合せ ini corporation 03-5725-6471

6/22(火)水戸 LIGHT HOUSE 問合せ ini corporation 03-5725-6471 水戸LIGHT HOUSE 029-224-7622

6/25(金)高崎 club FLEEZ 問合せ ini corporation 03-5725-6471

6/26(土)熊谷 VOGUE 問合せ ini corporation 03-5725-6471

6/27(日)宇都宮 VOGUE 問合せ ini corporation 03-5725-6471

7/3(土)八王子 RIPS 問合せ 八王子RIPS 0426-26-2467
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