人気ボカロP「悪ノP」が語る、リンとレン、そのストーリー

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ボカロコンピレーション『EXIT TUNES PRESENTS Vocalolegend(ヴォカロレジェンド) feat. 初音ミク』の1月20日発売を控え、人気絶頂のボカロPのひとりである悪ノPに話を訊いた。

楽曲を発表する場であるニコニコ動画で、史上4人目となる100万回以上再生の楽曲を複数持つプロデューサーとして認知され、10万回以上再生された殿堂入り楽曲も13曲を数える人気ボカロP、悪ノP。代表作「悪ノ娘」「悪ノ召使」「リグレットメッセージ」が収録されたCDが発売され、1月27日~31日には「悪ノ娘」を原作とした舞台が上演されるなど、ネットの外でも活躍の場を広げる悪ノPのひととなりとは…?

──もともとどういうきっかけで作曲を始められたんですか?

悪ノP:もともと大学時代からバンドでベースを弾いていたんですが、作曲とかは全くやったことが無かったんですよね。バンドを辞めてしばらくしてから、ニコニコ動画でボーカロイドが面白いっていう話を聞いていろいろな動画を見ていくうちに、面白そうだから自分でもやってみようかなとふと思ったんですね。そのときちょうど「鏡音リン・レン」が発売されたので、すでにたくさんの人が使っているミクよりこっちでやってみようって思ってDTM用の機材やソフトを買い込んで始めたのがきっかけですね。

──やろうと思ってできてしまうのがすごいですよね。

悪ノP:マイペースでゆっくりやってるだけなんで(笑)。分からないことだらけですよ。

──最初からこういった曲が作りたい、というようなものはあったんですか?

悪ノP:特にはなかったんですが、最初に発表した3曲はただ自分がやってみたいことをそのままやってみただけだったので、まぁ再生数が伸びない伸びない(笑)。あまりにも伸びなかったので、やっぱりちゃんと聞く人がいるって事を念頭に置いて作らなきゃだめだなって思って書いたのが「悪ノ娘」(http://www.nicovideo.jp/watch/sm2916956)です。

──ということは、聞いてもらえることを狙って作られたと思いますが、100万再生を超えるほどまで伸びるとは予想してらっしゃいましたか?
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