SONICWIRE.COMのサウンド素材管理ソフト「MUTANT」無償版がメジャーアップデート

ツイート
クリプトン・フューチャー・メディアが運営するサウンド素材・ソフト音源などのダウンロード販売サイトSONICWIRE.COMが無償提供している、サウンド素材管理のためのソフトウェア「MUTANT」(ミュータント)がメジャーバージョンアップを果たした。

「MUTANT」」は、サウンド素材管理のためのソフトウェア。このソフトを使えば、HDDに点在して保管している膨大なサウンドストックを一元管理して、目的のサウンドを素早く検索・試聴することが可能。コメントやブックマーク機能を活用することで、サウンドの整理・分類・検索がカンタンに行える。

メジャー・アップデートとなる最新版Ver3.0.1では、機能追加により大幅な使い勝手の向上が図られている。多くのサウンド素材をストックしている人は要チェックの内容だ。おもな特徴は以下のとおり。

●サンプルパックとの親和性向上
MUTANTに対応した効果音サンプルパック(DL版)を読み込むことで、各サウンドファイルのキーワード/説明文が閲覧できる。今まで行っていた、インデックスを参照して、サウンドを探す作業がなくなり、より快適に、より素早く閲覧/検索できる(MUTANT対応サンプルパック一覧は下記リンクから)。

●ブックマークバー搭載
従来は気に入ったサウンドをブックマークするには、サウンドを右クリックして追加する必要があったが、最新版ではブックマークバーに気に入ったサウンドをドラッグ&ドロップするだけで、ブックマークへ好みのサウンドを追加できるように。

●シークバーに波形を表示
再生しているサウンドの波形表示に対応。再生されている位置の把握などが容易になり、サウンド選定がより効率的になった。

●ユーザーメモ/タグの一括入力に対応
MUTANTではサウンド一つ一つにコメントを残すことが可能だが、本バージョンより、複数のファイルにまとめてコメントを入力することができるようになった。

●スモール・ビュー表示に対応
今までのMUTANTでは画面の横幅が大きく、ディスプレイ1枚で制作しているユーザーには不便なものだった。本バージョンでは、横幅をでき得る限り小さく抑えたスモールビューモードを搭載。DAWソフトと画面を並べて作業することが容易になった。

●ツリー表示/非表示が選択可能
サウンドリストには、多くの項目が表示できる。ファイル名、テンポ、キー、キーワード、波形、メモ、サンプリング周波数、ビット数……。これらの項目を一つでも多く表示できるようにフォルダツリーの表示を隠すことができるようになった。

●連続再生(0秒間隔)に対応
サウンドとサウンドの間隔を0秒に設定できるようになった。通常の楽曲のように数分もの長さも持つサウンドを選択したからといって再生されるまで待たされることは、ほとんどない。

<動作環境>
●Windows
・Windows XP、Vista、7対応
・Intel Pentium4 2.0GHz以上推奨
・100MB以上の空きRAMメモリ
・DirectXに対応したサウンドカード
●Mac
・MacOS 10.6、10.7、10.8
・Intel CPU推奨
・100MB以上の空きRAMメモリ
・オーディオデバイス(内蔵デバイス可)

◆MUTANT
価格:無償提供

◆MUTANT 製品詳細ページ
◆MUTANT対応サンプルパック一覧
◆クリプトン・フューチャー・メディア
◆BARKS 楽器チャンネル
この記事をツイート

この記事の関連情報