オーディオテクニカ、新シリーズ大量登場

▲初の4ドライバーモデル、ATH-IM04。見た目の印象よりも装着感は非常に素晴らしい。カスタムIEMの試聴機のような印象だ。

▲ATH-IM04のドライバー構成。

▲こちらはATH-IM04。会場で聞いた印象ではフラットで上質な印象、逆にATH-IM03がパワフルでパンチが効いていた…が、聴き込んだものではないので、話半分で。実際のところは後日しっかりと聴きこんでレビューしたいと思っている。

▲ATH-CHXシリーズ。インナーイヤーの開放感とカナル型の音漏れの少なさを両立させた新設計。デザインもアグレッシブで◎。

▲限定2000台のATH-A900XLTD。見た目のみならずサウンドもATH-A900Xより上質になっているという。ハウジングトップ面のエッジを飾るゴールドが非常に美しかった。

▲アンプ内臓のATH-OX7AMP。コンパクトで非常に軽いのも特徴だ。

10月10日、東京JPタワーにて、オーディオテクニカの新製品発表会が開催され、2013年11月から2014年2月にかけて発売となる新製品が一同に介し、一斉発表となった。

◆オーディオテクニカ新製品発表会画像

カーオーディオ関連やレコードプレイヤーのカートリッジ、ケーブル類のアクセサリーやマイクロフォンなども登場したが、やはり気になるのはヘッドホン／イヤホン周りだ。すでにオフィシャルサイトにリリースが発表されているので、各詳細はそちらをご覧いただくとして、今回、新たなキーワードとして、リスナーの音楽への情熱を刺激するヘッドホン「ソニックフューエル」というシリーズが登場した。

ソニックフューエルには、ポータブルヘッドホンATH-OXシリーズ、カナル型とインナーイヤー型を合体させたようなATH-CHXシリーズが登場、大きな注目を集めていた。

また、新たなシリーズとして登場したATH-IMシリーズは、バランスド・アーマチュアを搭載した新シリーズで、ドライバーの数が各1～4個の4ラインナップが一斉に登場した。ATH-IM01～04と型番もそのままドライバーの搭載数を示している。名機ATH-CK100PROを引き継ぐ新たなフラッグシップがATH-IM04だ。

また、ダイナミックドライバーを2発並載したATH-IM50、ATH-IM70というデュアル・シンフォニックドライバーという新スペックのカナル型イヤホンも新たに登場した。

他、緋色（ひいろ）という真紅に輝く限定2000台のATH-A900XLTD、コンパクトながら上質な質感を持つオンイヤーの密閉型ヘッドホンATH-RE700、ブルートゥースによるワイヤレスヘッドホンATH-S700BTなど、他にも魅力的なアイテムが一気に軒を並べた。他にも気になるアイテムは山積しており、USBヘッドホンアンプAT-HA90USBやチューブヘッドホンアンプAT-HA22TUBEといったコンパクトなアンプも非常に気になるところだ。

慌ただしく騒音のある会場ではシビアな音チェックは不可能だったが、アンプ内臓のポータブルヘッドホンATH-OX7AMPのサウンドはパワフルで元気があり気持ちよかった。新設計ATH-CHXシリーズや、初の4ドライバーを含む渾身のATH-IMシリーズ、ダイナミックの良さが引き立っていたATH-IMシリーズなどは、いずれも会場では非常に好印象なサウンドを聞かせてくれた。後日きっちりとレビューしたいアイテムだらけで、かなりテンションの上がった新製品発表会となった。

文・写真：BARKS編集長 烏丸哲也

●ソニックフューエルシリーズ『ATH-OX7AMP』、『ATH-OX5』
http://www.audio-technica.co.jp/release/release_detail.php?releaseId=56
予想市場売価：ATH-OX7AMP:\30,000前後/ATH-OX5AMP:\20,000前後

●ソニックフューエルシリーズ『ATH-CHX7』、『ATH-CHX7iS』、『ATH-CHX5』、『ATH-CHX5iS』
http://www.audio-technica.co.jp/release/release_detail.php?releaseId=57
予想市場売価：ATH-CHX7:\6500前後/ATH-CHX7iS:\7000前後/ATH-CHX5:\3500前後/ATH-CHX5iS:\4000前後

●インナーイヤーモニターヘッドホン「IM」シリーズ『ATH-IM04』、『ATH-IM03』、『ATH-IM02』、『ATH-IM01』
http://www.audio-technica.co.jp/release/release_detail.php?releaseId=58
予想市場売価：ATH-IM04:\60,000前後/ATH-IM03:\40,000前後/ATH-IM02:\20,000前後/ATH-IM01:\15,000前後

●インナーイヤーモニターヘッドホン「IM」シリーズ『ATH-IM70』、『ATH-IM50』
http://www.audio-technica.co.jp/release/release_detail.php?releaseId=59
予想市場売価：ATH-IM70:\11,000前後/ATH-IM50:\6000前後

●限定モデル『ATH-A900XLTD』
http://www.audio-technica.co.jp/release/release_detail.php?releaseId=49
予想市場売価：\30,000前後

●24bit対応DAC搭載『ATH-D900USB』
http://www.audio-technica.co.jp/release/release_detail.php?releaseId=55

●ゲーム用ヘッドセット『ATH-ADG1』、『ATH-AG1』
http://www.audio-technica.co.jp/release/release_detail.php?releaseId=62
予想市場売価：ATH-ADG1:\30,000前後/ATH-AG1:\30,000前後

●ポータブルヘッドホン『ATH-RE700』
http://www.audio-technica.co.jp/release/release_detail.php?releaseId=54
予想市場売価：\15,000前後

●楽器用モニターヘッドホン『ATH-EP300 BK』
http://www.audio-technica.co.jp/release/release_detail.php?releaseId=60
予想市場売価：\4000前後

●インナーイヤーヘッドホン『ATH-CKL203』、『ATH-CKL203iS』、『ATH-CKL203i』
http://wwww.audio-technica.co.jp/release/release_detail.php?releaseId=61
予想市場売価：ATH-CKL203:\1500前後/ATH-CKL203iS：\2000前後/ATH-CKL203i:\2500前後

●ヘッドホンアンプ『AT-HA22TUBE』
http://www.audio-technica.co.jp/release/release_detail.php?releaseId=51

●USBヘッドホンアンプ『AT-HA90USB』
http://www.audio-technica.co.jp/release/release_detail.php?releaseId=53

●MC型ステレオカートリッジ『AT-ART9』
http://www.audio-technica.co.jp/release/release_detail.php?releaseId=52

●ステレオマイクロホン『AT9945CM』、『AT9946CM』、モノラルマイクロホン
『AT9947CM』
http://www.audio-technica.co.jp/release/release_detail.php?releaseId=63

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