ローランドが高校軽音楽部のバンド練習を応援する『サイレント・リハーサル・スタジオ』モニター・キャンペーン実施

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ローランドは、高校の軽音楽部室などにおいて複数のバンドが同時に練習することが難しいという問題を解消するため、「高校軽音楽部 バンド練習応援企画」として、電子楽器を組み合わせた『サイレント・リハーサル・スタジオ』モニター・キャンペーンを実施する。

大規模なコンテストやフェスティバルなどが開かれるなど、活発な動きを見せている高等学校軽音楽部の活動。しかし、その活動においての練習は、学校の部室や教室を使用することが多く、時間的な制約や複数のバンドが同時に音を出すのが難しいといった問題が発生する。また、学校内といえども近隣への音量の配慮も必要となる。そこで、今回これらの問題を解決するために実施されるのが、ローランドの機材を組み合わせた『サイレント・リハーサル・スタジオ』モニター・キャンペーンだ。

『サイレント・リハーサル・スタジオ』は、電子楽器やヘッドホンを使った、静かなバンド練習方法の提案。音量を下げるのが難しいアコースティック・ドラムのかわりに、ローランドの電子ドラム「TD-1K」を使用することで音量を調整し、エレキギターやエレキベース、キーボード、マイクなども含めて、セッション・ミキサーの「HS-5」に入力することで、バンドメンバー全員がヘッドホンでバンド練習できる。これにより、効率よく複数のバンドが同時に練習を行うことができるようになるというわけだ。

また、このキャンペーン実施校については、全国の高校軽音楽部に無料配布中の「デジレコ・ジュニア」誌(株式会社ミュージックネットワーク発行)で『サイレント・リハーサル・スタジオ』を使用した軽音楽部の活動状況を紹介する予定となっている。

キャンペーン 概要

<『サイレント・リハーサル・スタジオ』モニター・キャンペーン 概要>
対象:全国の高等学校軽音楽部
募集日程:2014年12月24日(水)~2015年1月15日(木)
選考:応募の中から50 校を抽選
内容:2015年2月上旬から3月末までの約2ヶ月間、『サイレント・リハーサル・スタジオ』の機材を貸し出し
申し込み方法: 全国の高校軽音楽部に12 月下旬に配布する「デジレコ・ジュニア」Vol.5 に掲載の応募用紙にて

■『サイレント・リハーサル・スタジオ』の概要

『サイレント・リハーサル・スタジオ』では、生ドラムを電子ドラム「TD-1K」に置き換え、ドラムを含めバンドで使うすべての楽器とボーカル用マイク(合計5台まで)を、セッション・ミキサー「HS-5」に接続。各メンバーはヘッドホンを通して全体を聴きながら演奏しする。その結果、外に発する主な音は、電子ドラムの打面を叩く音、ボーカルの歌声、ギターなどの弦をはじく音、キーボードの鍵盤を打つ音となり、従来の生ドラムを使い、各楽器はアンプに通して音を出すシステムよりも、大幅に音量を軽減。さらに、演奏を録音して客観的に聴くことにより、練習に役立てることもできるようになっている。

貸し出し機材は以下のとおり。

●セッション・ミキサー「HS-5」
最大5人がヘッドホンでアンサンブル練習/セッションできるデジタル・ミキサー。それぞれの演奏者ごとに自由にミックス・バランスを設定し、正確かつ効果的なアンサンブル練習が行える。ギター、ベース、ボーカル用に、エフェクトも搭載。さらに、ボーカルにはリバーブなどを付加することも可能。PCなしで、本体でUSBメモリーへのステレオ録音ができ、USBでPCに接続すれば、それぞれの演奏をマルチチャンネルで録音できるのも大きな特徴。全員の設定もUSB メモリーに保存することも。

●電子ドラム(Vドラム)「TD-1K」
さまざまなジャンルの音楽に対応した表現力のあるドラム音色、各種トレーニング機能を搭載した電子ドラム。これまでローランドがVドラム・シリーズで培ってきた電子ドラムに対するこだわりをコンパクトに凝縮したモデルだ。自宅での練習に活用できるようコンパクトで省スペース、さらに静粛性に優れたビーターレス・キック・ペダルを採用。各パッドの高さや位置も簡単に調整が可能だ。

●ヘッドホン「RH-A7」
電子楽器演奏に最適なモニター・ヘッドホン。ヘッドホンをかけたままでも周りの音が聞こえるオープンエア(開放型)構造を採用しており、バンド練習時の話し合いでもいちいちヘッドホンをはずす手間がかからない。また、布製イヤーパッドを採用し、心地よく安定したフィット感を実現しているため、長時間の練習でも疲れにいのも特徴。高域から低域までワイドレンジでバランスのとれた高音質設計により、演奏の微妙なニュアンスもクリアに再生する。

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