「ローランド デジタルピアノ デザイン アワーズ」入賞作品決定、世界各国から128点応募、受賞作品を公式サイトで公開

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▲大賞の「Facet Grand Piano」 Mr. Jong Chan Kim(アメリカ)

ローランドが、2015年末に開催した「Roland Digital Piano Design Awards(ローランド・デジタル・ピアノ・デザイン・アワーズ)」の大賞、優秀賞、奨励賞が決定。公式サイトで受賞作品を公式サイトで公開した。

「Roland Digital Piano Design Awards」 は、デジタル・グランドピアノの理想のデザインを追求する目的で、「Unleash(解き放つ)」をテーマとして実施。受賞者と受賞作品が、ローランド公式サイトと2016年1月21日より米国カリフォルニア州アナハイムで開催されているNAMMショーで発表された。

世界各国から意欲的な128点の作品が集まり、ローランドの専門家や有識者で構成する選考委員会により審査が行われた。その結果、大賞1作品、優秀賞1作品、奨励賞5作品が決定。奨励賞については当初1作品の予定だったが、審議の結果、5作品の選出となった。

大賞はアメリカのMr. Jong Chan Kim氏による「Facet Grand Piano」という作品。ピアノとして理にかなった構造でありながらも斬新な佇まいを実現し、コンサート・グランドピアノとしての魅力的なフォルムにまとめあげた力量が認められた。また、優秀賞はイタリアのMr. Nicola Russo氏による作品「SONUS」。ピアノ本体と椅子が一本の円環で連結するユニークな発想と、アイコンにまで昇華した優美な造形が高く評価されての受賞となった。

このほか公式サイトには日本人2名を含む奨励賞の5作品もあわせて公開されている。これまでのグランドピアノの概念にとらわれない独創的なデザインの数々をその目でチェックしてほしい。


▲優秀賞の「SONUS」Mr. Nicola Russo(イタリア)

Roland Digital Piano Design Awards 実施概要

テーマ:“Unleash”。コンサート・グランドピアノのあり方を再定義するような、デジタルならではのデザインを募集募集内容:「コンサート用デジタル・グランドピアノのデザイン募集」期間:2015年11月10日から2015年12月21日まで賞と賞金: 大賞:¥500,000 優秀賞:¥200,000 奨励賞:¥100,000

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