ペダル・チューナーの大定番が完全リニューアル、視認性アップ＆DC OUTも搭載したコルグ「Pitchblack Advance」

コルグから、ペダル・チューナーの大定番「Pitchblack」を完全リニューアルした次世代モデル「Pitchblack Advance」が発表された。11月下旬より発売される。

スラント・デザインの「Pitchblack Advance」は、シリーズの象徴である堅牢性はそのままに、さらなる軽量化を実現（292g→257g）。また、高輝度カラーLEDを備えたディスプレイは、音名の表示部を2倍近くまで大型化、圧倒的な視認性を獲得。暗いステージや、日の光が反射する野外においても、その視認性が失われることはない。


メーター・ディスプレイ・モードは4種類から選択可能。オーソドックスな「レギュラー・モード」のほか、メーターが流れる方向と速度でピッチの変化を示し、細かな誤差まで視認しやすい「ストロボ・モード」「ハーフ・ストロボ・モード」、そして2つのLEDが左右から中央に向かって重なるようにチューニングする「ミラー・モード」を搭載。ストロボ・モード時は、±0.1 セントの超高精度なチューニングが可能だ。

音に影響を与えないトゥルー・バイパス仕様も特徴の一つ。さらに別売りのACアダプター使用時にはDC OUT端子から他のエフェクターなどに電源を供給可能。DC OUT専用に電源回路を搭載しているため、ノイズのない安定化された9V・200mAの電源を供給する。また、同系統の電源を用いた際のペダル同士の干渉により発生するノイズも完全に回避するよう設計されているのもポイントだ。

最長の電池寿命にも注目。Pitchblackの歴史もはや8年、高効率・長寿命設計はさらに極みの域に到達。マンガン乾電池では約30時間、アルカリでは60時間と、「Pitchblack」の6倍にも及ぶ超・長時間駆動を実現している。本体サイズは68（W）×111（D）×47（H）mm（ゴム足含む）。動作確認用9V形マンガン乾電池×1が付属する。