100%アナログ音源で常識を超える幅広い音作り、ARTURIAからアナログ・ドラム・マシン「DrumBrute」

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100%アナログ音源による17種類のドラム・サウンド、ライブ・パフォーマンスに対応するステップ・シーケンサーを搭載したARTURIAのアナログ・ドラム・マシン「DrumBrute」が12月下旬より発売される。11月に行われた2016楽器フェアで先行展示が行われていたが、いよいよ国内でも入手可能となる。

「DrumBrute」が搭載するのは100%アナログ音源。2種類のキック、幅広い音作りができるスネアやクラップ、ハイハットはクローズとオープンで個別の音色設定が可能。これまでのアナログ音源方式ドラムマシンを大きく超える多彩な音作りに対応する。各ドラムパートはそれぞれ独立したモジュールになっており、全パート同時発音が可能、完全ポリフォニック仕様となっている。

17種類のドラムサウンドには、808や909といった伝説的なキックやオールドスクールなリムショット、クラベ、クラップ、そしてスナッピーでアグレッシブなスネアなどモダンなサウンドに加え、アナログ・リズム・マシンでは初のリバース・シンバル・サウンドも備える。ダイナミックな音色変化を作り出すフィルターは、ローパス、ハイパスの2モード(バイパスも可能)。ビートに深みをプラスしたり、特定の音域を強調するなど汚し系にも使える。

ステップ・シーケンサーは最大64ステップのパターンを64種メモリー可能。基本はステップとアクセントの各ボタンによるパターン作成だが、パッドによるリアルタイム演奏も可能。打ち込んだパターンを瞬時にエディットし、パターンをリアルタイムに変化させることができ、ライブパフォーマンスに最適なルーパー機能を搭載する。パターン全体またはパートごとにかけられるスウィング、予想外のフィルインから完全なカオス状態にまでパターンを変化させられるランダムネス・コントロールといった機能も備える。

アナログ・ドラム・マシンといえども、外部機器との連携に対応するのは最新機種ならでは。MIDI機器やDINシンク仕様のヴィンテージ・シーケンサー、1PPSクロックのモジュラーシンセ、そしてUSB経由でコンピューターとの同期が可能。オーディオ出力は全ドラム・パートをミックスして出力するミックス・アウトに加え、特定のパートのみを抜き出せるパラアウト(インディビデュアル・アウト)も用意。特定のパートだけに外部エフェクトをかけるのにも便利な仕様となっている。


製品情報

◆DrumBrute
価格:70,000円(税別)
発売日:2016年12月下旬

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