これは便利! 3万円台で9基のモータライズドフェーダー搭載、ディスプレイも追加できるiCON Globalのコントロールサーフェス「Platform M」

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▲9基のモータライズドフェーダーを搭載にしたPlatform M。写真はオプションの専用ディスプレイを取り付けた状態。

チャンネルフェーダー×8とマスターフェーダー、計9基のモータライズドフェーダーを搭載したコンパクトなDAWコントロールサーフェス「Platform M」がiCON Globalからリリースされた。

「Platform M」は、9基のモータライズドフェーダーとジョグホイール、そして多くのノブやスイッチを備えたUSB接続のコントロルサーフェス。モーターライズドフェーダー(ムービングフェーダー、モーターフェーダーなどとも呼ばれる)は、DAWの動作に合わせて実際にフェーダーが動くので、本物のミキサーコンソールを触っている感覚で操作が可能。視認性の高さもメリットの一つだ。モーターライズドフェーダー搭載機は値段が高いのがネックだが、本機は3万円台。非常にコストパフォーマンスが高いモデルとなっている。



▲Platform M本体。100mmの十分なストロークを持ったフェーダーと自照式のボタン、ジョグを搭載。リアパネルにはKensingtonロックポートを装備。

代表的なDAWに対応しており、モード選択ですぐに使用が可能。Cubase、Nuendo、Ableton Live、ProTools、Logic、Reason、Studio One、Bitwig、Samplitude、Reaperのマッピングプリセットがロードされている。また、Mackie HUIプロトコル内蔵、MIDIラーン機能もサポートするので、リストにないソフトウェアやMIDI対応の照明などのコントロールにも使用可能だ。

フェーダーはいずれもタッチセンス付き100mmフェーダーで、10ビットの解像度を持つ。各チャンネルに搭載されたセレクター/ミュート/ソロ/録音ボタンは、ボタンそのものが光る自照式ボタンとなっており、視認性の高さが魅力。再生、停止、録音、巻戻し、早送り、ループなどのトランスポートボタンも自照式だ。また、各チャンネルのロータリーエンコーダーは、回す/押すのデュアルファンクション仕様となっている。

スタイリッシュでコンパクトながらも堅牢な本体ボディには、オプションの専用LCDディスプレイモジュール「Platform D」を搭載することができる。手元でパラメーターの確認が可能になるので、さらなる操作性アップが図れるというわけだ。視認性の高い2×56文字のバックライト付LCD採用、角度調節により見やすいポジションをキープできるのも見逃せない。本体とは専用ケーブルでカンタンに接続が可能だ(取付用工具も付属)。

「Platform M」の本体サイズは395×196×58mm (L×W×H)、重量は約1.8kg。対応OSは、Windows XP、Vista (32ビット)、Windows 7 (32/64ビット)、Windows 8 (32/64ビット)、Windows 10、Mac OSX(Intel/Mac)。

製品情報

◆Platform M
価格:36,000円(税別)
◆Platform D
価格:15,000円(税別)
発売日:2016年11月30日

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