6基のBAドライバーを搭載、立体的で自然な音の広がりを実現したインイヤーモニター「AF1120」

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6基のバランスド・アマーチュア(BA)ドライバーを搭載したインイヤーモニター「AF1120」がAudioflyより登場した。

「Audiofly」は2010年にオーストラリアで設立されたイヤホンブランド。2016年からローランドが国内への輸入・販売を行っている。今回登場の「AF1120」は同ブランドのインイヤーモニターのフラッグシップ・モデル。「Built for Music」というコンセプトを基にプロユースに必要な要素をすべて備えている。

「AF1120」の最大の特徴は、イヤホンのスピーカーにあたるドライバーユニットに、高精細な音が特徴のBAドライバーを片側6基(左右合計12基)搭載したこと。低音域から高音域まで、全音域において高い再現性を実現している。さらに各ドライバーに接続するクロスオーバー回路には独自のフィルタリング方式を採用することで、立体的な奥行きのある自然な音の広がりを実現。長時間の使用でも疲労感を感じずに使用することができる。


▲6基のBAドライバーを搭載。それぞれ低音域に2基、中高音域に4基を割り当てている。


▲Comply社製低反発ウレタン・イヤーピースを採用。ケーブルは着脱が可能。

ケーブルはドライバーの性能を最大限に生かすため、Audiofly独自の技術を取り入れた「Audioflex SL TwistCable」を採用。登山用のロープにも使われているファイバー素材「Cordura」を編み込み、柔軟性を保ちながらも優れた耐久性を実現、ライブなどの動きの激しい環境でも安心して使用できる。さらにケーブルが服に擦れて発生するノイズを抑制したり、ケーブルをツイスト状にすることで外部からの電磁波ノイズも受けにくくするなど、低ノイズを実現している。遮音性の高いComply社製低反発ポリウレタン・イヤーピースや、安定した装着感を実現するイヤーフックなど、各パーツにこだわりの素材を採用しているのも見逃せない。


▲ケーブルは低ノイズ&高耐久性の「Audioflex SL TwistCable」。


▲硬質イヤーフック採用で耳にしっかり固定、高い装着感を実現。

周波数特性は15Hz~25kHz、インピーダンスは18Ω、感度は108dB(1kHz時)、ケーブル長は1.6m。付属品は、ノイズアイソレーションシリコンイヤーピース(3種類・3サイズ)、 低反発ポリウレタンイヤーピース(3サイズ)、ヘッドホン変換プラグ、航空機用変換プラグ、分配プラグ、キャリーケース。

このほか、BAドライバー4基を搭載したハイエンドモデル「AF180」に新色としてクリアカラーが追加。「AF1120」同様、3月25日より発売が開始される。

製品情報

◆AF1120
価格:オープン(想定市場価格 72,000円 税別)
発売日:2017年3月25日

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