カナルワークス、フルレンジ5ドライバのカスタムIEM発表

ツイート

日本発のカスタムIEMメーカー:カナルワークスから、また独自路線を快走する注目の新モデルが発表された。フルレンジのフラッグシップモデル、5ドライバのカスタムIEM CW-L07QD+(plus)だ。

◆CW-L07QD+(plus)画像

フルレンジのカスタムIEMといえば、本来1ドライバーのみで十分なクオリティを持つフルレンジドライバーを4発用いて、フルレンジならではの直進性の高いストレートでソリッドなサウンドを生み出したCW-L05QDがある。2012年秋に登場したCW-L05QDは、ことクラシックを始めとしたオーケストラ・サウンドやジャズを好むオーディエンスに高い評価を受け、どのコンセプトは2代目のCW-L05QD2に受け継がれ、今に至っている。

今回発表されたCW-L07QD+(plus)は、CW-L05QD2に同ドライバーを更にひとつ追加し計5ドライバーとしたものだ。4ドライバーはこれまでのCW-L05QD2同様の設計となっているが、追加された1ドライバーのみが低域の増強に割り当てられており、タイトだった低域の量感をぐっと増すことに成功している。フルレンジの素直さはそのままに、低域から高域までバランスの良いワイドレンジ再生が実現されたとのことだ。



なお、あわせて新しいカスタマイズオプションとして、カナルワークスのフルネームロゴがフェイスプレートにあしらえる様にもなり、ゴールド、シルバー、ピンキッシュゴールド、ブラックの4色からセレクトできる。また、68㎝という短いケーブルも選択できるようになった。これはBluetoothレシーバーを使って音楽を聞く際にケーブルがじゃまにならないよう、最小限の長さに設計されたもの。通常の長さのおおよそ6割り程度の長さとなっており、ブラックとクリアの2色が選択できる。







●CW-L07QD+(plus)

4月29日発売
オープンプライス135,000円
構成:フルレンジ/5Driver(フルレンジ×4,低域×1)
インピーダンス:11Ω
感度:113dB
付属品:ハードケース、ソフトケース、ワックスクリーニングツール、クリーニングクロス
※耳型採取費用別途

◆カナルワークス・オフィシャルサイト
この記事をツイート

この記事の関連情報