多数のMIDI接続をカンタンにルーティング、ネットワーク接続にも対応したMIDIインターフェイス「mioXM」「mioXL」

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iConnectivityから多数のMIDIデバイスをかつてないほどカンタンにルーティングすることができるMIDIインターフェイスが登場。複数のUSB-MIDIデバイス接続やネットワーク接続にも対応した「mioXM」「mioXL」がメディア・インテグレーションより1月24日に発売される。

「mioXM」「mioXL」は、Mac、Windows、iOSデバイスに対応したMIDIインターフェイス。コンピューターとネットワーク接続のパワーを生かし、これまでのMIDIインターフェイスの概念を覆す製品だ。

いずれも5ピンDINのMIDIポート(mioXMは4IN/4OUT、mioXLは8IN/12OUT)、MIDI端子を持たないUSB-MIDIデバイスを接続できるUSB-MIDIホストポート(mioXMは4ポート、mioXLは10ポート)を搭載。さらにLANケーブルによるイーサネット接続をサポートする。


▲mioXMは4IN/4OUTのMIDI、4ポートのUSB-MIDIを搭載。静電容量式タッチコントロールパネルで、プリセットを呼び出しやMIDIトラフィックの監視が行える。

▲ラックマウント対応のmioXLは8IN/12OUTのMIDI(前面の右4つはOUT)、10ポートのUSB-MIDIを搭載。パネルにディスプレイ、ロータリーエンコーダーも備える。

通常のUSB接続ではPCの5m以内にMIDIデバイスを設置する必要があるが、イーサネット接続を導入すれば、最大100mの接続が可能に。スタジオのすべての部屋にデバイスを設置したり、広い会場であっても自由にデバイスを設置することが可能になる。また、ネットワークポートの名前はカンタンに変更可能、 DAW上で設定したポート名を表示できる。さらにインターフェイスごとにmioXMなら12、mioXLなら22のネットワークによるRTP-MIDIセッションのそれぞれを、物理または仮想I/Oポートの任意の組み合わせに接続することが可能だ。

専用のソフトウェアによりMIDIマージ、フィルタリング、再マッピング、その他詳細なルーティングが可能。プリセットを本体に保存することもできるので、独自のルーティングやフィルタリングのプリセットをコンピューターを使わずに本体パネルからリコールすることも可能だ。

製品情報

◆mioXM
価格:27,000円(税別)
◆mioXL
価格:48,000円(税別)
発売日:2020年1月24日
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