ローランド、4,000人のユーザーが選んだベストサウンドを実現したマイクにポップガードとショックマウントをセット「Aston Element Bundle」
高音質ながら手頃な価格を実現したマイクが登場。ローランドが、英Aston Microphones社の高音質ダイナミック・マイクと、録音時にノイズを軽減する専用ポップガードとショックマウントをセットにした「Aston Element Bundle」を4月10日に発売する。
Aston Microphonesは2015年に設立された新鋭のマイク・メーカー。同社のマイクは、ボーカルやライブ演奏のレコーディングに適したナチュラルな高品位サウンドと、デザインの美しさや優れた堅牢性により、多くのアーティストやエンジニアから高い評価を得ている。2016年にローランドのパートナー・ブランドとなり、日本国内で同社製品の流通が開始された。
今回登場の「Aston Element Bundle」は新開発のダイナミック・マイク「Aston Element」と、不要なノイズを抑える専用ツールがセットになったパッケージ。プロ・クラスの音質で手軽に動画のライブ配信、楽器や歌の録音が行えるアイテムだ。
「Aston Element」は、メーカーが考える“ベスト・サウンド”ではなく、ユーザーが感じる“ベスト・サウンド”を追求するという独自のコンセプトから生まれたマイク。「Aston Element」のプロトタイプのほか、さまざまな他社製マイクを使用して録音した複数の音源を聴き比べ、好みの音に投票するユーザー・テストを4,000人に実施。複数の段階を経て、選ばれた“ベスト・サウンド”を採用した。
▲マイクにポップガードとショックガードを装着した状態。正面(写真左)、側面(写真右)。
ライブ・ステージで使用されることの多いダイナミック型のマイクでありながら、ミキサーなどの音響機器から供給される48Vファンタム電源によって動作する超軽量ムービングコイル・ダイアフラムを搭載。低ノイズで、繊細な音までも捉えるコンデンサー型マイクに匹敵する高い感度と性能を備えている。また、ナチュラルな音質のリボン・マイクを彷彿とさせる低音を実現している。
同梱のポップガードは、ボーカル録音時の破裂音(パ行やカ行など、発音時に強く息を吐く音)によって起こるノイズを軽減するフィルター。一方のショックマウントは、ノイズの原因となる床の振動を吸収するマイク・ホルダー。それぞれ、「Aston Element」のための専用設計で、マイクへの着脱が手間なくカンタンに行える。また、パッケージには各種スタンドのネジサイズに合わせられるよう変換アダプターも付属する。
▲付属の専用ショックマウント。
製品情報
価格:オープン(市場想定価格 27,000円前後 税込)
発売日:2021年4月10日
<おもな仕様>
質量:275g(マイク本体)
寸法(ヘッド径×全長)58mm×163mm(マイク本体)
指向性:単一指向性
周波数特性:20Hz ~ 20kHz
等価雑音レベル:3.8dBA(A-weighted)
感度(1kHz into 1kΩ):平均12.0mV/Pa
最大入力音圧レベル SPL:132dB(THD 0.5%)
電源:ファンタム電源(48V ± 4V)
付属品:専用ポップフィルター、専用ショックマウント、スタンド取り付け用5/8インチ→3/8インチ変換アダプター
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